雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

最高に面白い『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』の感想


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 CRIMAGEさんのゲームマーケット2017秋の新作『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』……の、2018春に販売された新版の方を遊びました。
 傑作でした。


 春の新作をチェックしていた頃でしょうか、インパクトのあるタイトルにおしゃれなパッケージが目に引きました。
 予約しようかなあ、とも思ったのですが、ちょっとタイミングが合わず予約には間に合いませんでした。仕方がないので、当日販売分があったら狙ってみようかなと思っていたら瞬殺だった様子で、残念ながら見送り、と思っていたら、


「3時から予約キャンセル分を販売しますー!」


 と言うことで、キャンセル分狙いで並んでみたら、首尾よくゲットすることができました。


 キャッチーだったこともあり、ネットでも話題ですが、端的に言って最高のゲームです
 なんて言えばいいんですかねー。
 誰も不幸にならない、良いゲームなんですよね
 システム的には、キーワードの書かれた手札を組み合わせて、一連の文章を作って、いちばん良いメッセージを作り上げることができたプレイヤが得点を貰い、一定の点数に達したら勝利というよくあるメカニクスなんですが、とにかくプロポーズという方向性が良いんですよねえ。


 単なる大喜利じゃないんです
 だから、瞬間的に面白いことを考えられるプレイヤが、必ずしも勝利するわけではなく、もちろんネタに走って勝てるわけでもなく。愛や告白というポジティブな概念に、真摯に向き合ったプレイヤが、素直に得点する、非常に心地よいゲームになってるんですよね。


 個人的な趣向ですが、下ネタが苦手なんですよ。
 なので、下ネタを繰り出すことが笑いにつながるゲームって、今ひとつ好きになりきれないところがあるんです。
 後は、他人をいじるようなものも。
 その点、このゲームは上述の通り、ポジティブに言葉を紡ぐ必要になるので、遊んでいて嫌な気持ちになる瞬間がないと言うか、むしろ失笑混じりであったり、下ネタが混ざっていたとしても、基本的には愛を告白されるので、気持ち的には上向きであり続けるんですよね


 オープン会で卓を立てても失敗が少ないですし、カードの枚数が多いので繰り返しのプレイにも耐えられる。
 指輪のコンポーネントもインスタ映えすると良いこと尽くしです。
 うん、振り返って考えてみても最高のゲームですね。作るのが大変らしく入手難度が高いことだけが残念なところですが、それ以外は良いことばかりの最高のゲームです。機会があれば、是非、遊んでみてください。