雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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火曜日を解放します

 マイシスターは極度の恐がりなのに、ホラー映画が好きです。邦画も洋画も好きですが、上の妹はスプラッタがダメなので、どちらかと言うとジメジメとした邦画を観ていることが多いような気がします。と言うことで、昨夜は家族に付き合って『ダークネス』を観ました。特定の悪役を設けず、闇そのものを敵としているのですが、カメラワークや色使いなどの演出で、それが非常に上手く表現されていると思いました。終盤で数回、闇がその正体を現すのですが、ここらへんがすごい低俗で興醒めです。しかし、それを除けば素晴らしいと思います。ストーリィに関しては、四十年間、誰も住まなかったいわくのある設計の屋敷に家族が引っ越してきて、父親と息子の行動が不審なものになり、家中で異常が起きていくが両親が正常な判断を失っているので家から逃れることができない、というものです。陳腐かどうかは人それぞれでしょうが、特にトリックなどがあるわけではないので、ありふれていると言っても差し支えないと思います。ただ、ラストが傑作でした。非常に鮮やかに、そして呆気なくデッドエンドに終わるのです。救いも説明もその後の描写もなく、唐突に終わるのです。演出という闇が物語を喰った瞬間だなと思いました。
 今日は編集委員会の取材ということで、南大沢まで行きました。東京都立大学のある駅です。その後、多摩センターのスタバで軽い打ち上げを行いました。最近、PS2が欲しいのだと言ってみたら、中古では一万五千、新品でも三万前後という値段だそうですね。慢性的に貧民生活を送っている秋山に、五桁以上の買い物はいかがなものかと思われますが、手を出してみたくもあります。ただ、やりたいゲームがないんですよね。『ICO』ぐらいかな。