雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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撲殺天使ドクロちゃん4

撲殺天使ドクロちゃん〈4〉 (電撃文庫)

撲殺天使ドクロちゃん〈4〉 (電撃文庫)

 一巻が最もインパクトを持っていて、二巻三巻と下り気味だったが、四巻で持ち直した――というような話を各所で聞いていたが然り。確かに面白かった。特に第三話と第四話は、目眩めくハイテンションでの大疾走で、ぐいぐいと作品内に引き込まれてしまった。また後書きでは、渡瀬草一郎時雨沢恵一にしか言及していないが、川上稔中村恵里加成田良悟といった作家の作品も微妙に使われており、電撃文庫を広く読んでいる人間にとっては「おおっ! こんなところに……ッッ」と思わず声を上げてしまうだろう。例えるなら、ある作家のあるシリーズに別のシリーズの登場人物が少しだけ顔を覗かせるような感じだ。両方のシリーズを読んでいる読者だけへのサービスを、他の作者でやってしまったような感じだ。そう言えば、似たようなことを成田良悟が『デュラララ!』でやっていたが、あれを読んだときも嬉しくなった覚えがある。
 もう電撃文庫好きを自称するならば、ドクロちゃんは外せないな。