雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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日曜日の星空いっぱいの夢

EVER17』コンプ。素晴らしかったです。震えるほど感動したし泣いたけれど名作には程遠いと感じました。雲上評価では星三つ。まあ、これは相性の問題ですね。全編が伏線であることと、無駄なキャラがひとりもいないこと。これによって完成度が飛躍的に高まっているのですが、同時に秋山が積極的に評価する脇役の存在や「ゆとり」とも言うべき何かが失われてしまっています。
 ところでスタッフロールで年表らしきものが表示され、その2019年の部分で「とある大学」や「ゼミ合宿」などのキーワードが見えましたが、これは『REMEMBER11』か『Never7』のことでしょうね。後ほど検索して調べよう。
 まあ、しかし、これでまたひとつ「一年以上前からやりたいと思い続けていたゲーム」がクリアできたわけで……『美少女ゲームの臨界点』の「美少女ゲームパーフェクトマップ」を片手に見る限り、後、早急にやりたいのは元長柾木作品やライヤーソフト作品、『書淫』あたりかなあ。
 さて。昨夜の話でも。秋葉原で『ヘリオテロリズム』の打ち上げがあったのでそれに行ってきました。久々に夜勤明けでない状態で参加したので、普段に比べて口を開いていた回数が多いように感じました。一次会では「作者が居た堪れなくなる」論評会のようなものを行い、疑問に思ったことを本人に質問する時間が設けられていて良かったです。具体的に言えば「ネット上の感想では、スズキトモユさんの作品がべた褒めされていたが、具体的にどこがどう良いのか」「ドラえもんという綽名の由来は?」「そらけいさんの作品はタイトルが素晴らしい」「5-1と5-2は同じ時間軸なのではなく、別々の未来なのですよ!」「少女を出すというシェイプアップは成功した」「スライドするのが一回というのが素晴らしい」「神の視点1&2における夕賀恋史と3における夕賀恋史は別人」「高速でもない限り、運転中は運転に集中しよう」「隣人は近親相姦か!?」等々。非常に楽しい時間でした。えんじさんをはじめ、皆さんネットに載せられたレビューを読んでそれを念頭におき自覚的に話していたのが興味深かったです。
 二次会はカラオケしつつ会話でした。オンデマンドとオフセットの違いを聞いたり、ジンギスカンを熱唱したり。そう言えば文学フリマで買ったもの、着々と読んではいますが、まるで感想を挙げていませんね。近いうちに。
 行きの電車で『島田荘』を15ページ書き上げ、帰りの電車で残り5ページを仕上げました。少し時間が余ったので『夏と冬の奏鳴曲』の続きを読んだら、最初の事件が起こった時点で愕然としました。夏、雪、首無し死体。何故にここまでモチーフが被るのかまるで理解できません。これは麻耶の呪いか何かなのだろうか……。はあ。