雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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1104『エロコト vol.1』

エロコト 2006年 11月号 [雑誌]

エロコト 2006年 11月号 [雑誌]

 中々、面白かった。男性の性的欲求を満たすための雑誌と言うより、性に興味がある人間に向けて作られた知的欲求を満たすための雑誌という感じを受けた。エログロなどを取り扱ったカストリ雑誌の現在形ではないのだろうか。カストリ雑誌を読んだことがないけれど。
 読んでいて思ったのは、基本的に女性の裸は気持ちが悪いこと。特に20ページから始まる、坂本龍一が撮ったらしい天海麗の写真。処女喪失がテーマなのかもしれないけれど、生理のときにセックスしたように見えて、非常に気持ちが悪い。その一方で、松島かえでは非常に芸術的で、蒼井そらは可愛らしく、女子高生のコスプレをしているピンク先生も可愛らしい。いったい何が違うのだろう? 思わず自分自身を考え直してしまい、面白かった。
 素晴らしい記事があったので、一部を引用したいと思う。

「縄師なんて立派なものじゃありません。単なる縄好きのエロオヤジが、趣味が高じて職人になったって感じですよ」
 お手製の飴色に光る麻縄でモデルの体を「ベテラン縄師もかくや」と思わせる手さばきで縛り上げて、喜多川氏は笑う。

 緊縛には全くこれっぽっちも興味がないが、喜多川氏は格好いい。