SHI‐NO―シノ-呪いは五つの穴にある (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上月雨音,東条さかな
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
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前半では「リゼィエの手記」が呪われて“いる”として、事件をなんともおどろおどろしく、怪奇幻想のけれんみたっぷりに描いているのだ。しかも、トリックはわりと本格だった。そして、後半では打ってかわって「リゼィエの手記」が呪われて“いない”として、その正体を徹底的に解体しているのだ。この二段構えの構造に加え、しっかりとミステリしている点……「参りました」と言うしかない。
http://review.kairou.com/?eid=620115
以下、感想リンク。「こういう読み方もあるんだ、へえ」というものを選んでみました。
ちなみにこの中で一番頭の回転が遅いのがよりによって話者たる「僕」であるため、読者は挑発されている気分になるとかならないとか。
http://d.hatena.ne.jp/Riso/20070616
もう「僕」と志乃の間にある雰囲気が完璧に恋人同士のそれです
http://d.hatena.ne.jp/fuimu/20070617
しかも初体験済ませたあとの
あとがきで森博嗣ファンであることが公言されていて、あーやっぱりなあという感じですが、もう1巻にあった森博嗣っぽさはほとんど抜けていてすごいなあと思う限り。デッドなコピーじゃねえんだぜ。
http://d.hatena.ne.jp/funa-1g/20070624
志乃ちゃん(女子小学生)の三つの穴を想像して、残り二つの穴は何処のことだろうと妄想してしまった。
http://d.hatena.ne.jp/iris6462/20070627
上を含めても4つ。最後の穴はいったい。
ヴィクトリカ・ド・ブロワがシャーロック・ホームズとヘンリー・メリヴェールの曾孫であるように、支倉志乃は真賀田四季の娘でありブラウン神父の血筋であったのだよ!(なんだってーw
http://d.hatena.ne.jp/kirisakineko/20070715