
- 作者: 石持浅海
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: 新書
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特筆したいのは、真相の意外な壮大さ。大迫によってもたらされる謎からは予想もつかないようなドラマが、座間味くんの口から語られるのだ。よく、この小さな謎から、こんなにも大きな物語と真相とを膨らませられると思う。

- 作者: 石持浅海
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/04/12
- メディア: 文庫
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本作ではコロシもあり、キレキレの推理もあり、さらには現代本格らしい顛倒ロジックありと、マニアの方にも安心してオススメ出来る傑作集です。
http://blog.taipeimonochrome.ddo.jp/wp/markyu/index.php?p=1371
正直言って『月の扉』より本書の方が遙かに面白かったので、読まず嫌いだけはして欲しくないです。オススメですよー。
http://d.hatena.ne.jp/sangencyaya/20070928
理屈そのものは通っており、「なぜそれが真相だと言い切れるのか?」といった点では弱いものの、推理を楽しむことはできる佳品である。
http://d.hatena.ne.jp/Wanderer/20070930#p2
座間味くんの推理は本当にささいな所でも取っ掛かりを見つけ隠された真相を導くのだが、それは警察とは全く違う、むしろ犯罪者の面から見ているような節さえある独特の見地から導かれており、そのアプローチは興味深い。
http://d.hatena.ne.jp/architect/20071004/p4