今日も今日とて『PNOS』の手直しに励んでいる秋山です、こんばんは。
最近はめっきり物理的に小説を持ち歩くということをしなくなり、主にiPhoneで電子書籍を読んでいます。基本となる『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』『死ねばいいのに』『適当日記』はもちろん既読、文春ウェブ文庫iPhone版『死神の精度』と『武士道シックスティーン』もダウンロード済みです。
後は電子文庫パブリもいいですね。少々、操作性が特殊ですが、ガガガ文庫がけっこう網羅されているので、少し前の買い逃したガガガを読もうという気にしてくれます。
と言うわけで『その日彼は死なずにすむか?』と『リバース・ブラッド』という気になっていた作品を読み、さらに陸凡鳥『七歳美郁と虚構の王』を読んだのですが、これが激烈に面白かったです。
『七歳美郁と虚構の王』について
秋山が本書を読もうとした理由は、どこかで本書が「吸血鬼物である」という記述を見かけたからです。
吸血鬼に目がない……は言いすぎですが、比較的、好きなモチーフであるので、今回さくっとダウンロードして読んでみたのですが、ん、うーん。これ、確かに血を媒介とするシーンがあるので、広義の吸血物と言えなくもないですが、さすがに無理がありすぎるような気もします。
そんなわけで「もう誰が本書をして吸血鬼物だと言ったんだ! でも、この作品を吸血鬼に結びつけるって、発想が豊かだなあ&よっぽどの吸血鬼好きなんだなあ&そんなひとの感想をもっと読みたい。それに、本書と出会うきっかけを作ってくれたひとにお礼を言いたい!」という気分なわけですが、グーグル先生に聞いてみても、とんと教えて貰えません。
もし、ご存知の方がいらっしゃれば、こっそり教えてください or 名乗り上げて頂ければ大変幸いです。
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- 作者: 陸凡鳥,甘塩コメコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: 文庫
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