雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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話題のロボットレストランに行ってみた

 総工費100億円、巨大ロボットが歩くロボットレストランなる、極めて不可解なお店が新宿は歌舞伎町に開店したというのをTwitterで知りました。「なんじゃそりゃ?」と思いながら検索してみたら、確かに下半身は重機、上半身は金髪巨乳なロボットが出てきます。さらに、実際に行ってみた方のレポートを読んでも、今ひとつ分かりません。
 歌舞伎町にある地下のお店、という点においてドキドキしながら、sleepdogさんとメメさんと一緒に3人で突撃してきました。
 尚、本レポートはネタバレを含むので、気になっているひとはお気をつけください。

外観〜会場へ


 風俗系の店が立ち並ぶ中、見つけましたロボットレストラン。
 ここだけの写真だと、なんだか異様ですが、周囲の雰囲気があまりに桃色なので、埋没している感もあります。
 受付を済ませ、中に入るとギラギラしい待合室。節電とは、どこの国の言葉なのか首を傾げてしまうほどに光の洪水でした。
 4000円の他、缶ビールをひとつ350円で購入し*1、ロッカーに手荷物を預け地下へ。
 会場は縦長になっていて、真ん中の通路を挟んで両側に座席があります。シート数は、左右あわせて50席くらいでしょうか。席には400円くらいのお弁当と、350mlのおーいお茶がありました。最終的に空いてる席は2席くらいで、仕事帰りのリーマンや女性のグループやカップルなど男女は半々くらい、年齢も20代から50代くらいまで幅広かったです。
 お弁当を食べている内に、続々とお客さんが入ってきて、そして、いきなり明かりが真っ赤になり、音楽が鳴り始めました。

ダンサー登場!


「女戦-Josen-」というキャッチフレーズが壁のディスプレイに表示される中、20名くらいのエキゾチックな衣装のダンサーたちが飛び込んできました。露出の高い衣装に、扇子や模造刀、太鼓を持っています。
 そして、何やら歌いながら、ズンチャカ演奏しながら、踊り狂います。イメージ的には、異国に賓客として招かれたと思ったら、国一番の美女が踊り始めたみたいな感じです。どちらかと言うと、和というより中華っぽい印象でした。

幕間


 最初のショーが終わると、ダンサーたちが引っ込んで、大太鼓やドラムといった大道具/小道具が10人くらいの黒子によって撤収されていきます。
 その間にロボットレストランの紹介動画が入ったiPadを渡されます。写真は、メメさんに持って貰って撮影しました。
 動画を見ると、つまり、この人間そっくりに見える巨乳の女の子たちはロボットで、ここはロボットのダンスを見るレストランであるらしいことが分かってきます。正直、事前に想像していたのと全然、違っていて動揺を隠せません。

ロボットたち







 と言うわけで、様々な衣装に身を包んだロボットたちです。

総括

 ロボットレストランは、露出度の高いダンサーのショーを2時間見ることができる箱でした。
 まとめてしまうと、そんな感じですが、満足度は極めて高かったです。
「かわいくない女の子がひとりもいなかった」というのはsleepdogさんの感想ですが、確かにレベルの高い女の子たちが、歌ったり踊ったり演奏したりするのが、極めて身近で見ることができて4000円は安いなあと感じました。
 どれくらい近くで踊るかというと、手を伸ばせば胸やらお尻やらを触れてしまうくらい近くです。目が潰れるのではと思うくらい激しい光の明滅と、耳をつんざく音楽は、激しいライブを最前列で見ているような気分で、高揚感は半端なかったです。アクロバティックなパフォーマンスを含むライブを好むひとは、けっこう楽しめるのではないでしょうか
「もう1回、行きたい?」と言われれば、メンバーによっては是非、行きたいですね。
 ノッてるひとは、渡されたサイリウム的な光る棒を振り回し叫んだりしていましたが、こういう雰囲気を好まないひとは途中からケータイを見てたりしていました。具体的にはあなたは本当にオタクですか?/オタクとサブカル、ヤンキーと体育会系におけるまじめ系クズ、ヤンキー、体育会系あたりが楽しめると思います。従って、もしこのエントリを「興味はあるけれど、不安だから下調べしたい」と思いながら読んでいる方には、たぶん向きません……。

終わりに

 うん、満足。
 行く前は「歌舞伎町地下だし、おいおい大丈夫かよ」とか「創作の糧になるかも。という言い訳を振りかざして行こう」とビビっていましたが、いやはや、素直に楽しかったですね。レポを書いてしまうくらいに良かったです。
 こういう非日常的空間は楽しいので、これからも、ちょいちょい機会を見て行きたいですね。

*1:氷結も1缶350円でした。