雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

面白いミステリの短編がいっぱい

 TwitterでSFには『年刊日本SF傑作選』や『NOVA』があったり、怪奇幻想だと『異形コレクション』があったりするのに、ミステリにはないのねと言ったら怒られました。
 と言うわけで、ここ最近も継続して出ているものを調べてみました。

ザ・ベストミステリーズ 推理小説年鑑

 1948年に始まった『探偵小説年鑑』に端を発する短編ミステリアンソロジー。
 日本推理作家協会賞の短編部門受賞作や最終候補作を含む短編の他、特に優れた短編が15〜20作ほど収録されているとのことです。編集は日本推理作家協会
 毎年7月ごろに刊行され、刊行後3年が経過したタイミングで、「ミステリー傑作選」とサブタイトルをつけて、4月と11月に2分冊で文庫化されるそうです。

ザ・ベストミステリーズ2013 (推理小説年鑑)

ザ・ベストミステリーズ2013 (推理小説年鑑)

最新ベスト・ミステリー

 ネットで得られる情報が少ないので、よく分かってないのですが。
 光文社が3年間隔で発表しているアンソロジー。名探偵や警察などテーマを定め、テーマとの一致度が高い作品を収録している様子です。編集は日本推理作家協会
 文庫化の際にはサブタイトルが「日本ベストミステリー選集」に変わっています。

最新ベスト・ミステリー 現場に臨め (カッパ・ノベルス)

最新ベスト・ミステリー 現場に臨め (カッパ・ノベルス)

ベスト本格ミステリ

 講談社ノベルスから、毎年刊行されている新作の短編アンソロジー。
 講談社は『ザ・ベストミステリーズ』もやっているので住み分けがよく分かりませんが、こちらは本格ミステリ作家クラブが編集です。
 文庫化の際には「本格短編ベスト・セレクション」というサブタイトルがつきます。

スペシャル・ブレンド・ミステリー

 今までの3種と比較すると、やや趣きが異なりますが……、人気作家自らが編むアンソロジー。
 2006年に東野圭吾が1巻を、以後、宮部みゆき恩田陸京極夏彦伊坂幸太郎今野敏桜庭一樹が担当しています。

その他

 早川書房の『ミステリマガジン』、双葉社の『小説推理』、光文社の『ジャーロ』、講談社の『メフィスト』、東京創元社の『ミステリーズ!』。
 ミステリ専門の雑誌にも、読み切り短編が掲載されることがあります。

終わりに

 と言うわけで、いっぱいありました。
 すみませんでした。


 昨日「一生の間に読むことができる本の数は決まっているらしい」というエントリを書きましたが、長編ミステリの新刊を、のべつまくなし読んでいくことはできそうにないので、これからは、ここ最近の作品という意味では、このミス/本ミス/文春ミスの上位と、上述のアンソロジーをメインで追っかけていこうかなあと弱気です。
 無限に時間があって、無限に濫読できれば、いまある悩み事は失せますが、また新しい厄介事を抱え込みそうですね。