雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第34回「謎マジック」レポート

 数えたら5回目の参加でした。
 近所で月一で開催されているゲーム会。やっぱり、ご近所さんが、いちばん参加しやすいですよね。これからも、ずっと参加しよう! と思っていたのですが、なんと主催の和樹さんの、お仕事の都合で3月でおしまいとのことで、ショックです……。

雲南省


(インスト:40分、プレイ時間:2時間)
 中国を舞台としたゲームって珍しいですねと雑談しながら、アリタさんによるインストを受けました。ぱっと思い浮かぶところでは『チャイナ』『秦』『洛陽の門にて』あたりでしょうか。
 アートワークが、とても良いですね。
 ゲームは競りと輸送の2フェイズから構成されていて、メカニズム的には、競り、ワーカープレイスメント、エリアマジョリティあたりを組み合わせている感じです。競りフェイズでは、ワーカーを雇ったり、脚力を鍛えたり、馬を走らせるよう指示を出したり、ヤクザレベルを上げたり、茶室や橋の建設準備をする権利を購入し、輸送フェイズでは馬の進行度と脚力に応じて、ワーカーをプーアルから雲南、最終的にはチベットのあたりまで旅させて、販路を築くことによって収入を得ます。得た収入はお金にしてもいいですし、1:1のレートで勝利点に変換してもいいという、他のゲームでは、なかなか見られない豪快なレートです。
 変態的な要素としては、前述の通り、お金と勝利点が1:1であることの他に、競りで使うワーカーと販路を築かせるワーカーが同一のものであり、どちらか片方に使ってしまうと、もう片方に使えない点。後は、手番順の決定ルールに独自のものがあり、目新しいです。
 勝利へのルートは、最近のゲームらしく、当然のように複数あり、いずれを選んでも、けっこう良い勝負ができるように感じました。速攻で馬を走らせてチンハイまで販路を伸ばせば大量得点が得られますが、橋等を用いないと販路が薄く伸びてしまい、攻撃を受けたら、すぐに線が途切れてしまいますし、先行投資が求められるので、早めにゲームが終わった場合はボロボロです。一方、何人ものワーカーを雇って、雲南近辺で手堅くビジネスするという手もありますが、監察官に目をつけられないように茶室を立てて接待する準備を整えておかなければ厳しいかもしれません。
 運の要素が皆無なので、苦手なひとは苦手かもしれませんが、わりと気に入りました。リトルエッセン新作の中では『炭鉱讃歌』に次いで好みですね。
(秋山121点、村田さん120点、アリタさん112点、渡邊さん74点、山田さん40点)

ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語


(インスト:1時間、プレイ時間:2時間)
 クニツィアによる協力ゲーム『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』にサウロン拡張を入れて、1対他のルールで遊ぶ。ということで参加させていただきました。
 基本のルールは同様ですが、いわゆる■の効果が発動するとき、ダイスを振るのではなく、代わりにサウロンを担当するプレイヤのターンがやってくるという感じでした。わりと潤沢なカードを駆使して、どんどん歩み寄ったり、ホビットを近寄せたりできます。今回は、ちゅうたろんさんと和樹さんが初プレイで、とだっちさんはホビット陣営を担当しますと仰られたので「では、サウロンやります!」と挙手。
 難易度的には、ちょうどよい感じでしょうか。初プレイの方が2人いらっしゃったので、ホビットの動きにけっこう無駄があって、せっかく拡張で入れられているホビット陣営に有利な要素が、上手いこと活用できてないなという印象でした。一方、サウロンは強力ですね。特にモルドールについてからは、イベント進行によっては、どんどん自分のターンが回ってくるのが面白かったです。
 サウロンの進行度合いを調整できるという点において、初プレイの方々に楽しんでいただくために、買い求めてもいいかなあと感じました。
ホビット陣営:ちゅうたろんさん、和樹さん、とだっちさん、勝利65点)

詠み人知らず


 最後は、少し時間が余ったので『詠み人知らず』をプレイ。
 最初に紙を切り離して、手元でメモを取り、投票して、(投票結果−自分の投票)×貢献数という計算式で遊びましたが、多少、煩雑ですが、この方が面白いですね。とりあえず、もうしばらくは、遊び続けたいと思います。
(詠んだひと:アリタさん、ACEさん、山田さん、村田さん、秋山)

終わりに

 と言うわけで、謎マジックでした。
 今回も和室でしたが、和室いいですね! 落ち着きます!