雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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艦これの序盤の難関を突破したときのこと(着任12日目)


 南西諸島海域 沖ノ島海域。
 通称2-4
 だいたい準備に3日間、着手して1回目で突破できたので、備忘録として書いてみます。

戦略

 序盤の難関と呼ばれる2-4は、マップを見るからして難易度が高く、RPGは攻略本を見ながら遊ぶタイプの秋山は、迷うことなく攻略Wikiや攻略ブログ(主に、ぜかましねっと艦これ!さん)を見ながら、攻略方法を練ることにしました。
 まずは、編成から。
 より迅速に、より確実に、この海域を突破するには、どうしたら良いのか?
 と、言っても骨子となった考え方は、たったひとつです。
 それは──、
「敵空母との会敵を避ける」
 です。


 2-4において、敵艦隊に空母が出現するのは、いちばん右上のポイントだけです。ここさえ避けることができれば、航空戦を交える必要がなくなります。航空戦が発生しないということは、必要最低限の艦戦で制空権を握れることと、その分、艦爆や艦攻を搭載することを意味します。それは同時に、開幕の航空戦において、敵に大打撃を与える可能性が増すことでもあります。
 首尾よく、敵空母との会敵を避けることができたとして、次に考えたのは、いかにボスまで辿り着くかです。とは言え、これは、もう耐久性しかないですね。紙装甲の艦娘を艦隊に加えてあげることができないので、空母以外すべて戦艦とします。
 最後に考えたのが、ボスに辿り着いたとして、いかに勝利するかです。ボス戦において、最も確度が高そうに思えたのは、敵旗艦を沈めることです。そのために重要なのは火力です。具体的には火力+電探です。


 だいたい、ここまでを初日に考えて、そこから3日間は、上記戦略に沿って準備を進めました。
 具体的には……、
1空母1軽空母4戦艦という艦隊を実現するのに、戦艦が足りなかったので、延々と2-2海域を攻める。
2-4に挑む予定の艦娘のレベルのみを上げ、余剰資材は、すべて開発に注ぎ込み、彩雲と主砲を集める。
以上を実践するために遠征では鋼材とボーキサイトを優先的に集め、五十鈴を育て、電探を回収することを意識。


 上記を黙々とこなしていたところ、3日目に比叡が仲間になりました。その時点で彩雲は1つ開発できていて、主砲も、そこそこ出来ていたので決行することにしました。遠征で得られる経験値は微々たるもので、五十鈴はレベル12に至らなかったので、電探は元から持っていた2つしかなかったですが、まあ、なんとかなると判断。

戦術

 耐久力に難のある軽空母の飛鷹を旗艦とし、夜戦時に有利となることと道中に少しでもレベルを上げたいという気持ちで、比叡、金剛、扶桑、山城の順番で戦艦を配し、最後は加賀。
 戦術的に、やったことは以上ですね。
 後は、黙々と単縦陣をクリックしたことと、ボス戦に至るまで無傷で快進撃を繰り広げる艦隊を優しく見つめることと、ボス戦において夜戦に突入する判断をしたくらいです。


 1回目でクリアできたのは、単に運が良かったからでしょう。
 羅針盤の巡りが悪かったり、道中でクリティカルを受けて、大破が出た場合は、帰投していたでしょうから、その場合は、何度かやり直したことかと思います。

終わりに

 堪能しました。
 この海域を突破するには、どうすべきなのか。それを考えていたときが、いちばん楽しかったですね。その後の比叡探しは、やや冗長でしたが、自分の判断が正しいのか否かの検証作業に含まれるので、それなりに楽しく挑むことが出来ました
 さらに、運も加勢して、1回目の試行で成功して、自分の判断が正しかったことが認められたことは、非常に快感でしたね
 艦これの楽しいところは、こういうところですね
 単にレベルを上げるだけのゴリ押しでは2-4は突破できなかったように思います。前回のエントリで「艦これは資産運用のゲーム」と書きましたが、今は「艦これは検討と検証のゲーム」ですね。秋山は今回、攻略本を見て考えましたが、攻略本を嫌うタイプにとっては「艦これは試行錯誤のゲーム」かもしれません。
 考えてみれば、ボードゲームが好きな理由の根幹も、ここにあります。
 同じゲームを何度も遊んで、そのゲームに対する理解度を深めるのも良いですが、どちらかと言うとルールを聞いて、勝つ方法を考えながら実践して、見事に勝てたときの方が心地よいです。
 そんな感じで。