『世界樹の迷宮2 諸王の聖杯』を再構成した『新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士』をクリアしました。
『世界樹の迷宮』シリーズで遊んだことがあったのは『2』だけです。2009年に「もし現代日本に『ウィザードリィ』の迷宮が現れたら?」を着想として『PNOS』というノベルゲームを作り始めたのですが、参考になるかもという観点から、当時の最新作だった『世界樹の迷宮2 諸王の聖杯』を手に取ったのです。
遊び始めは、中々に面白く熱中しました。ですが、高い難易度を前に手をこまねいている内に、冬コミが近づいてきて『PNOS』の執筆に注力せざるを得ず、いったん離れてしまったが最後、もう戻ることは出来ませんでした……。
時が流れ、3DSを入手して、RPGに対する気持ちが再燃したところで、かつて諦めた『世界樹の迷宮2』が再構成されたのは、運命だったのかもしれません。
!!ああっと!!
……と、ここまで書いて、日常の忙しさに駆られて放置している内に、何を書こうと思っていたか忘れてしまいました。
確か流れとしては、用意された主人公が不在で、プレイヤが自由にギルドを編成できる『世界樹の迷宮』と、用意された主人公がいて、プレイヤは固定されたキャラクタの与えられた自由度の中で工夫する『新・世界樹の迷宮』とを対比しつつ、キャラクタの魅力やストーリーの魅力、ドラマティックな展開とは何か? プレイヤに「このゲームを遊び続けたい」と思わせる衝動は、どのようにして生まれるのかとか、そんなようなことを長々と書こうと考えていたと思います。
結論として
面白かったと断じて良いでしょう。
飽き性なのでピクニックモードで始め、38時間でLv88に至り、??の??を撃破し、クエストコンプリート、敵発見率100%の達成まで行きました。まだアイテムの収集率が90%にも至らないのですが、これはステイタス異常の状態で撃破等、特定条件を満たさないと得ることのできないアイテムが多数あり、ストーリーモードの5人パーティだとグリモアを最大限に活用しないと至難であり、ちょっと諦め気味です。
『世界樹の迷宮』の面白さは、何と言っても編成の楽しさであり、高い難易度の戦闘を、いかに突破するかであるかは議論を俟たないでしょう。しかし、繰り返される試行錯誤は忍耐力を消費し、じわじわとやる気を削いでいきます。
プレイヤのやる気を維持させることに貢献する、先の展開が気になる魅力的なストーリーと、とにかく先へ進めたいひとのためのピクニックモードは、まさしく秋山が求めていたものです。
や、正直なところ、?????・??撃破後に関しては、やや釈然としないところもあるのですが、まあ、あまり重箱の隅は突かないでおきましょう。
終わりに
一応、クラシックモードで全アイテム制覇に挑戦中ではありますが、全体的に期待以上の出来だったので、世界樹ストーリーを楽しむという観点から『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』が遊びたい気分でもあります。
ですが『ペルソナ3P』のコミュMAXに挑戦したり、『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』、『ファイアーエムブレム 紋章の謎』、『ファイアーエムブレム 覚醒』が待っていたり、来年には『世界樹と不思議のダンジョン』や『ブレイブリーセカンド』が発売されてしまうことを考えると……忙しい!!! ですね。
まあ、ゆるゆると遊んでいきます。
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2014/11/27
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