雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

フレボド_2015_0606

 土曜日は2015年始まって以来、初の予定がない休日で、バネスト中野さん主催のEJFに足を伸ばすか、自宅で一日を怠惰に過ごすか悩んでいました。意を決して、自宅でダラダラすることにしたのですが、掃除をしたり、洗濯をしたりして、余裕がある内にティッシュやシャンプーの予備を調達しておくかと買いだしに出ている内に、フレイさんから、くまぁとんさんが奈良からお見えになっていると連絡を受けて、速やかに身支度を整えて、家を出たのでした。
 怠惰に過ごす決意は、どこに行ったのか……。

ネイションズ ダイスゲーム


(インスト:15分、プレイ時間:40分)
 テーマとしては、文明発展系に分類されるのでしょうか。同テーマのゲームで言えば『シヴィライゼーション』『スルージエイジズ』『イノベーション』等々。ゲーム初期、古代においては石で武器を作ったり、歯車や数字や竪穴式住居がありますが、そこから中世を経て、産業革命の時代まで、急激に強くなっていくカード等を獲得して、自国の文明を発展させていくゲーム『ネイションズ』のダイスゲーム版です。
 元になったゲーム『ネイションズ』は未プレイですが、印象としては、ボードゲーム版をシンプライズしたのかなと。調べたところボードゲーム版は1人40分で、プレイ人数が増えれば増えるほどプレイ時間が伸びていくそうですが、ダイスゲーム版では実績として4人で40分だったので、単純にプレイ時間で考えれば4分の1でした。軽い!
 テイストとしては、充分に味わうことが出来て、4ラウンドを進むごとに、文明が発展していく感が楽しめます。拡大再生産の要素が強く、各ラウンドでしっかり発展させていかないと、次ラウンドへの足がかりを失うことになります。ゲームとしてランダム性はそこそこで見通しは悪くないのですが、いかんせんダイス運によるところが大きいので、ラウンド頭にめくられたタイルを見て「なるほどね。このタイルを取って、このタイルを取れば、このラウンドとしては充分であろう」と思っても、ダイスを振った結果「げ! あのタイルもあのタイルも取れないじゃん! どうすればいいの……?」と頭を抱えます。
 今回は序盤にうっかりとダイス運に恵まれずつまづいてしまい、そのまま挽回できなかった感じです。
 テーマが好みだったのと、プレイ時間が短かったので、「ルールが分かったところでもう1回、遊んでもいいな」と思ったのですが、他3人のテンションがそうでもなかったのと、秋山自身、最近は一般的なゲームから離れて、トランプや天九に関心が向いていたので、ゲームを箱に戻すくまぁとんさんの手を止めることはしませんでした……。
(最上さん25点、フレイさん22点、くまぁとんさん13点、秋山11点)

チャトランガ


(プレイ時間:15分)
 チェスや将棋の元になったとされている古代インドのボードゲームチャトランガ』を遊びました。と言っても、チャトランガは2人用だったり、4人用だったり、ダイスを使ったり、使わなかったり、諸説あるので、今回、遊んだのはショーナンロケッティアズさんのバージョンです。
 久々に遊びましたが、特に象の駒は、中国の象棋シャンチー)に残っていることに気が付きました。世界のゲーム人工的には、チェス、シャンチー囲碁が三大ゲームらしいので、チャトランガの偉大さが分かります。
 ダイスを使う4人用チャトランガの面白いところは、ダウンタイムが短いことでしょうか。2人用アブストラクトは、最低でも1手先を読まないとゲームになりませんが、ダイスありチャトランガは、いくら王手を食らってもダイス運に恵まれなければやられないのが面白いところです。チャトランガというゲーム自体、元々は戦争好きの王様に、戦争をやめさせるために考案されたゲームなので、雰囲気を楽しみながら遊ぶのも、また楽しいです。
 ゲームとしては、秋山とフレイさんの戦線が、早々に瓦解して、最上さんの猛攻を、いかにしのぐかを考えている内に、くまぁとんさんが一瞬の間隙をついてフレイさんの玉座に入り込み勝利となりました。このあっけなさも、チャトランガの面白いところです。
(くまぁとんさん勝利、フレイさん、最上さん、秋山敗北)

打棋子(ダーチーズ)


(プレイ時間:14分)
 シャンチーカードで遊べる、打天九によく似た4人用トリックテイキング。
 ルールを読んだときは、それほど感じませんでしたが、いざプレイを始めてみると雑さが目立ちました。
 打天九は武牌と文牌を組み合わせて打つことができましたが、打棋子においては武牌同士か文牌同士でしか組み合わせて打つことができません。打天九は武牌でリードしたら武牌でしかフォローできず、文牌でリードしたら文牌でしかフォローできませんでしたが、打棋子では武牌より文牌の方が強いので1枚出しの場合は帥を持っているプレイヤが勝ちます。
 と言うわけで、手札を配られて、まず2枚の組み合わせがなかったり、将帥仕士あたりを持っていなかったら、まず勝てません。
 打棋子は打天九と同じく、最低1トリックは取らないと、最終トリックに参加する権利を得られないので、1ラウンドを通して2トリック取ることを考えなければならないのですが、前述の通り、2枚の組み合わせや、強いカードを持っていないと話にならないわけです。となると、カードを配られた時点で「終わった……」と頭を抱える事態にもなりうるわけで、ちょっと微妙かなあ、と。
 東3局までやったところで、あんまりにもあんまりなので協議終了となりました。

打天九


 口直しに打天九を遊ぶことに。
 この日は生まれてはじめて8トリック取ることができました。初手最上さんが6ペアでリードだったので、和ペアで取りに行って。どうやら人ペアを持っているひとはいないらしいぞと睨みつつ、5ペアからの地天天で8トリック確定でした。ありがとうございました。
(秋山+85、くまぁとんさん-19、フレイさん-28、最上さん-38)

終わりに

 夜も更けてきたので解散となりました。