ナゾガク感想第4弾はWaLD!さんの『せっ〇〇しないと出られない部屋』です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
感想
1~2人で遊び、カップルだと割引が適用されるというルーム型の公演でした。
事前に、
「なんだろう? 接着かな?」
「接着したら出られないでしょ。出させてくださいっていう説得じゃないの?」
「切開かもしれないよ。出るために」
「あんまり予想しすぎると楽しみが半減するよ。せっかちだなあ」
「いや、脱出したいじゃない。せっかくだしね」
「節操ないなあ」
みたいな話をしつつ、ファミレス形式だったこともあり部屋の前で待っていたのですが、室内からは様々な声や音が漏れ聞こえてきており、なんだかすごいことが繰り広げられていました。
だいぶ待つことになるかも……と思っていたのですが、ナゾガクのファミレス形式は、名前を呼んでも、そのひとがいなければ、がんがん次を呼んでいくので、意外にさっくり順番が回ってくるのですよね。こうして、それほど待たずに通して貰うことができました。
室内に一歩、入ったら、
「ほう!」
ちょっと想像していなかったと言うか、新鮮なタイプの公演でした。
わりと慌ただしく、楽しくドタバタしたのですが、それはそれで良かったですね。
仕組み的には、もっと狭い空間で、キャストと向かい合って座ってじっくりできそうな気もしますが、こういうドタバタ感は嫌いではないので良かったです。茶番が好きなひとから、謎解きが好きなひとまで幅広く楽しめる良い公演でした。