十式ゲームワークスさんのゲームマーケット2017春の新作『ネコは上にのる』を遊びました。
いやあ、最高の世界観です。
そうなんですよね、猫はね、乗っかってくるんですよね。
勉強しているときはノートの上に、PCを見ているときはキーボードの上に、ボードゲームを遊んでいるときはボードの上に。そして、
「え? 私、いつもここで寝てるんですけど?」
みたいな顔で寝るんですよね。
そういうふてぶてしさや、人間の思考でどうにもできないところが、絶妙に再現されていると感じました。
プレイ人数は2~4人とありましたが、実質的には、4人専用だと感じました。
ゲームの目的は、自分の前にカードを積み上げること。
でも、すぐにネコがやってきて、自分のカードの上に乗ってしまいます。
勝つためには、もちろん自分の前にカードを出していくしかないんですけれど、ポイントは、いかにネコをどかし、いかに他プレイヤに、自分の代わりにカードを出して貰うか。
二手先、三手先を読むと良さそうな気がするのですが、けっこうな頻度で番狂わせが発生し、その度に、
「ネコめーっ! ……でも、ネコなら仕方ない」
と、ほのぼのできるので最高です。
シンプルでさっくりゲームですけれど、猫好きならきっと楽しめる。秋山は大好きです。