東京ミステリーサーカスで遊ぶことができる周遊型の謎解き『DIOの館に残された手紙』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
「貴様はDIO様の食料となるッ! DIO様の一部になれることを誇りに思えッ!!」
https://mysterycircus.jp/events/924
そういうと小男は不気味に笑いながら去っていった。
あなたが閉じ込められたのは薄暗い部屋。窓はなく、今が昼か夜かもわからない。
だが、自分が死の危機に直面しており、この部屋からたやすく外には出られないことだけはわかった。
あなたは落ちていたトランシーバーに気づき、震える手でスイッチを入れて叫んだ。
「たすけて!」
「……だれかいるのか?」
トランシーバーの向こうから男の声が聞こえる。
男の名前は空条承太郎。DIOという人物を倒すため、この館に侵入したのだという。
承太郎の協力を得て、館からの脱出を目指すあなた。
しかし館には恐ろしいスタンド使いが目を光らせていた……。
トランシーバーを通して承太郎たちとやりとりし、DIOの館から脱出せよ!
感想
『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダスト・クルセイダース』とのコラボ謎解きです。
物語的には最終盤、ジョジョたちがDIOの館に潜入した頃、館のなかにはDIOの食料としてヌケサクに誘拐された「あなた」もいた、という感じです。
この謎解きは、東京ミステリーサーカスで常時開催されている『MYSTERY MAIL BOX』の仕組みの一部を借りて作られています。受付を済ませるとキットを貰うことができるのですが、そのキットだけでクリアすることはできません。
キットに含まれる謎を解くと、何番ボックスの箱を開けろという指示文が出てくるので、東京ミステリーサーカスの2階にある該当の箱に、解除キーを打ち込むと、次の謎を入手することができる……という仕組みです。
ストーリーにあるトランシーバーと言うのは、いわゆるLINEのことで、LINEを通じて承太郎一行から情報を貰ったり、逆に困っている承太郎一行にヒントを送ったりすることができます。
この仕組み。
個人的には、けっこう好みでした。
もちろん、現在、自分が立っているのは現実の東京ミステリーサーカスなわけで、ジョジョの世界でなければ、DIOや承太郎がいるわけでもないのですが、LINEを通じてやりとりの中で、
「もしかして、この壁の向こうに承太郎がいて、こちらの謎解きを待っているのでは……?」
と想像すると、ちょっとワクワクしました。
中盤まではさくさくでしたが、途中、ものすごい算数的な謎があって、そこで10分近く右往左往しました。
最終的にはヒントも駆使して40分でクリアしましたが、早いひとなら30分くらいでしょうか。
ジョジョ好きな方、特に第3部が好きな方であれば『ジョジョの奇妙な館からの脱出』と含めてオススメです。
www.unjyou.com
終わりに
グッズショップには、ジョジョコーナーが設けられていて、謎付きクリアファイルが販売されていました。先日、すべて解き明かしたので、そちらの感想も近いうちに書く予定です。
謎付きクリアファイル以外のグッズも充実していました。
カフェではコラボフードも販売していました。写真はイギーをイメージしたかき氷。
いろいろやっていたら、ちょうど東京ミステリーサーカス団長のくまっキーが来ていて、ジョジョ立ちをリクエストしました。ジョジョ立ち……?