Qliosさんのゲームマーケット2018春の新作『ガイスターギャモン』を遊びました。
名作と名高い『ガイスター』と『バックギャモン』を組み合わせた2人用ゲームです。
これは、なかなかに面白かったですね。
タイトルにも書きましたが、かのアレックス・ランドルフの『ガイスター』より面白い! そう感じてしまいました。
勝利条件は2種類。
ひとつは、バックギャモンのように、自分の白いおばけを、すべてゴールに導くこと。
もうひとつは、ガイスターのように、自分の黒いおばけを、すべて相手にヒットさせることです。
基本的な流れとしては、自分の黒いおばけを犠牲にしつつ、白いおばけをゴールまで運び、相手のコマに関しては、黒いおばけに騙されないよう、白いおばけだけを邪魔することになります。
優れているのは、移動方法ですね。
1から5のいずれかの数を選び、ぴったりその分だけ移動させることができるのです。しかも、一度、選んだ数は、次の手番には、連続して選べないという仕組み。
これが、ほんとうに、よく効いています。
要は、ほどよく予想ができるのですよね。
最速で移動しようとするならば、当然、4と5を選ぶのが最適ですが、そうすると、次のラウンドは1から3までしか選べません。しかし、その状況下だと、相手に移動が予測されやすいので、よりヒットされやすくなってしまいます。なので、適度に、次手番の自由度を残すように、移動に用いる数を選ぶ必要があるのです。
考えれば考えるほど奥深い、味わいのあるゲームでした。
非常にオススメです。
私、ガイスター遊んだことないんだよね
え!? うそ、ほんと? うちに2つもあるから、今度やろう!