雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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エッセン・シュピールのついでに海外のリアル謎解きゲームを体験してみたい方へ

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 脱出してますか?
 こんにちは、秋山です。
 今日は、エッセン・シュピールに参加するついでに、海外のリアル謎解きゲームを体験してみたい方へ、紹介記事を書きます

日本と海外のリアル謎解きゲームについて

 日本国内のリアル謎解きゲームですと、ホール内のテーブルに向き合って謎を解くホール型か、1~3部屋からなる密室から脱出するルーム型が主流です。多くの謎はパズル的で、物理的に密室から脱出するというよりかは、ある状況から頭を使って離脱する、みたいなところがあります。
 一方、海外のリアル謎解きゲームは、基本的にはルーム型で、これと言ったストーリーは用意されておらず、なんとなく閉じ込められたので、物理的に脱出する、みたいな感じです
 仕掛けも大掛かりであることが多く、たいていの本棚は扉になっていますし、暖炉は十中八九、隣の部屋に繋がっています。また、スタッフが同行しないという特徴もあり、挑戦中はチームだけがその空間にいることになります。
 国内ですと、池袋の絶対空間、浅草のエスケープハント、新宿の超密室などで海外型のリアル謎解きゲームが体験可能です。

探し方と予約方法

 前置きが長くなりましたが、いよいよ探し方と予約方法について。
 まず、探し方ですが、これは圧倒的にトリップアドバイザーが便利です。
 地域を決めて、娯楽施設の中から部屋脱出ゲームを選択すると、日本では信じられない量の謎解き施設が、ずらずら出てきます。
 試しにエッセンを指定したときのリンクを張っておきます。



 アクセスのしやすさ、口コミ量の多さ、評価の高さなどで、気になる施設を探しましょう。せっかく海外で遊ぶのですから、失敗したくはないですよね。どんなに評価が良くても、口コミ数が1桁の施設は回避安定でしょう。
 行きたい施設が決まったら、いよいよ予約(Booking)です。
 たいていの謎解きは、予約フォームがあるので、そこから申し込みが可能です。日本のリアル謎解きゲームですと、基本的にはチケットの事前予約制ですが、当日精算ができるお店もあります。
 予約時の注意点としては、使用言語でしょうか。
 秋山の場合は、英語は使えますが、ドイツ語はさっぱりなので、そもそもサイトがドイツ表記しかない施設は諦めています。英語が選択できるサイトでも、ゲーム中の言語が英語とは限らないので、ページ内の説明を読み込んだり、場合によってはメールやTwitter経由で問い合わせたりもします。
 首尾よく予約が完了したら、そのときのメールや、予約票(Voucher)は印刷しておきましょう。現地で、それを見せたらしっかり案内してくれるはずです。


 ところで、謎解き中に求められる英語力について。
 これは、その謎解きによるとしか言えませんが、基本的には、ストーリーをしっかりと読み込んで、物語を理解しないと解けない謎があることはレアケースです。どちらかと言うと、色を見分けたり、匂いを嗅ぎ分けたり、かんたんな計算ができたり、そういう能力の方が求められます。

オススメの謎解き施設

 実際に秋山が行ったことのある施設を紹介しましょう。
 まずは、エッセン・シュピールの会場から徒歩圏内にあるTeam Escape。こちらは、以前にコスモスが『EXIT』を売り出したとき、エッセン・シュピール会場で15分のリアル謎解きゲームをプロモーションしたことがあって、そのときにコラボした団体の施設です。
 謎の品質も高く、安定して楽しめることでしょう。
 感想も書いています。



 次のオススメは、エッセン中央駅から徒歩圏内にあるMystery Rooms
 こちらは戸建てを改造して施設を作っているので、Team Escapeよりも本格度を高く感じました。特に、狂人と誤診され、精神病棟に閉じ込められるという設定の『Escaping the Mental Asylum』と、エージェントとしてエッセン炭鉱を調査することになったという設定の『Danger alert in the Mining Shaft』は、内装の豪華さという点において、日本では、まず体験できないレベルで感動的でした。


【2018年11月1日追記】

 デュッセルドルフ中央駅から徒歩5分のExitDoorsに行きました!
 こちらもレポートを書きましたので、合わせてどうぞ。

予習は必須!!

「とりあえず、やってみよう!」は旅行を楽しむうえで重要なポイントですが、ことリアル謎解きゲームについては、まったくの体当たり参加はオススメできません。楽しむのにあたって、謎解きの作法と言語の壁という、ふたつの障壁があるからです。
 言語の壁は、ひとによってはどうしようもないかもしれませんが、謎解きの作法に関しては、国内でもある程度は学べます。
 SCRAPに代表される、日本的なリアル謎解きゲームに参加しても、あんまり予習にはなりません。
 池袋の絶対空間、浅草のエスケープハント、新宿の超密室。オススメは、これらです。時間を延長したり、ヒントを貰ってでも、1度は脱出できていれば、言語の壁があっても、なんとか乗り換えられます。
 健闘を祈ります!

終わりに

 いざ、1時間のゲームが始まってしまえば、なんとでもなるかもしれませんが、案外、いちばんのハードルは予約時かもしれません。Google翻訳を駆使して、がんばっていただければと思いますが、どうしても分からないという方は、ご連絡ください。
 代わりに予約……までは、難しいですが、なんと書いてあるかくらいはお手伝いできます。
 良い脱出ライフを!

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 エッセン関係に関して、記事をまとめていますので、よろしければ、ご覧ください。