2018年11月24日から25日に掛けて、2日間開催された『ゲームマーケット2018秋』に今年も行ってきました。
この記事では、2日目の様子を、写真入りで紹介させていただきます。
最初にお断りしておきますが、この記事は2日目となります。
もし、まだ1日目をお読みになられていらっしゃらない方は、是非、1日目から読んでいただけると幸いです。
さてさて、それでは、早速参りましょう。
まずは、国際展示場駅に着いて、ビッグサイトを目指して歩いているところ。
昨日とはうってかわって、朝日が照っています。この日は、大通りでフリマが開催されており、車から商品を降ろして展示している方がいました。
開場です。
体感ですが、昨日よりも走っている方が多い印象でした。わわっ、轢かれる……と思って、そそくさと避難しました。
まずは、ディライトワークスさんのブースへ。
ここではカナイセイジさんの新作として『The Last Brave』や、カナイセイジさんとJELLY JELLY CAFEの白坂さんが監修として携わっている『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』、そして少し前から展開している『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』(こちらはワンドローの木皿儀さんがルール協力を手伝っています)の展示と販売などが行われていました。
初日に、ものすごい行列を作っていたDOMINAさんのブースです。
新作『Blade Rondo Night Theater』は、前作と混ぜても遊べる独立型拡張で、デザイナはポーンさん。
昨日は、表側からしか見なかったオインクゲームズさんですが、裏側では、代表的なゲームの大きなサイズの版がプロモーションとして展示されていました。
こちらは、アークライトさん。
この隣の販売ブースでは、福箱の販売をせっせと進められていました。
すごろくやさんのブースでは、巨大な『キャプテンリノ』が展示されていました。
これだけ並び立っていると、なかなか圧巻ですね。
今月で活動休止となるYAMATO GAMESさんのブース。
3年半にわたる活動のなかで生み出された、7作のゲームが展示されていました。
グループSNEさんのブースでは『EXIT(イグジット)』シリーズのゲームブック『脱出:ザ・ブック』が販売されていました。
なかなかのボリュームなので、いつ着手するかが悩ましいですが、遊び終えたら感想を書く予定です。
物理的にアイドルを発掘する『アイドル発掘!Diggers』を出されたラディアスリーさんは、前作とはうってかわってアブストラクトゲームの『FILLIT (フィリット)』を発表。
テストプレイに協力させていただいたことがありますが、けっこう硬派でじっくり遊べる作品です。
鍋野企画さんのブースです。新作は『グラシエラ(GlassCiela)』は、2人専用のゲームで、箱も大きめで、今までの鍋野企画さんの方向性とはちょっと異なります。
鍋野さんのデビュー作である『王さまのマカロン』のリデザインとのことですが、コンポーネントが変わればプレイ感も変わるわけで、今から遊ぶのが楽しみです。
それはそうと『王さまのマカロン』と言えば、ゲームマーケット2012秋でめっちゃ欲しかったけれど、買えなくて涙を飲んだ作品です。懐かしいですね。そう言えば、ゲームマーケット2012秋は、Power9Gamesさんが『Dragon’s Stone』を出した回で、今回、『Dragon’s Stone Revised(ドラゴンズストーンリバイズド)』を出されていたので、なんだかシンパシィを感じますね、勝手に。
ジーピーさんのブースでは『シティ オブ ローマ』の展示が。
ほんとうに、エッセン新作の日本流入速度が早いですね。各社、切磋琢磨している、ということなのでしょう。
どうぶつしょうぎさんが、けっこう空間を広めに取っていて、お子さん棋士さんたちを迎え入れる体制を整えていました。
こういうクッションでどうぶつしょうぎが遊べるのは良いものですね。
ファンタジーRPGの要素のあるすごろく。
盤面がけっこう綺麗で、イベントも充実していましたが、いかんせん、すごろくである。という点が、最後まで引っかかってしまい、結局、買いませんでした。ボードが布製だったら、この2倍の価格でも買っていたかもしれませんが、どうでしょう、分かりませんね……。
トランプ屋さんです。
左上の海賊っぽいのは、目の前で売り切れてしまい愕然としました。しょんぼりずむです。
フィギュアゲームです。
見るたびに、面白そうだと思うのですが、絶対に沼だと思うので、今は、まだ手を出していません。今は、まだ……。
午後からはゲームマーケット大賞の発表に、JELLY JELLY CAFEさんで三遊亭楽天さんによるTRPG落語を聞きたいと思っていて、先にお昼を済ませることにしました。
今日はケバブにしました。
ケバブの後は、今日もパルシステムに行ってプリンを貰いました。
会場に戻り、ふらふら歩いていたら発見しました。謎のダンボールマン。
どうやら佐川急便の方の様子です。
けがわさんに会いに行くべく、土嚢の会のブースへ。
この展示スタイルは、いつ見ても良いな! と思います。
MovieRockさんのブースも訪ねました。
新作は『海底基地ネオアトランティスからの脱出』です。遊ぶのが楽しみです。
2人で遊べるTRPGを探すべくうろうろと歩いていたら、本を読み進めながら、タロットカードを用いて遊ぶ本を見つけました。
面白く感じましたが、もう少し情報収集してからでも遅くないな、と。
まどりやさんのブースを訪ねたら、旅に出ていました。
ノスゲムさんのブースでは『アメのふる町 キャンディアベリー』の展示を見ました。
写真と違って、リアルに見ると精緻な作りで感動しました。
午後1時からは、特設ブースで、ゲームマーケット大賞2018の発表。秋山も審査員の一員として関わっていました。
例年同様、和やかで親近感がありすぎる進行で、受賞者各位の緊張もほぐれたものと察します。個人的には、せめて自分にできることはきっちりしっかりやろうと思い、臨機応変に、笑顔で進めさせていただきました。失礼がありましたら、こっそりお教えください。なるべく改善に務めますので。
大賞は77spieleさんの『天下鳴動』となります。
エキスパート賞はHead Quarter Simulation Game Clubさんの『Improvement of the POLIS』です。
おめでとうございます。
惜しくも大賞にならなかった『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』、『東京サイドキック』、『トリックと怪人』の3作は、いずれも光るところがあり、甲乙つけがたい傑作であることは間違いありません。
発表会の後は、プレイスペースを設けて、遊んでいただけるようになりました。
例年は複数卓を用意されていましたが、今年は『天下鳴動』と『Improvement of the POLIS』を1卓ずつ。
見たときは「少ないな」と感じましたが、インストの様子を窺っていたらお上手な方だったので納得。ゲームはインストするひとで面白くもつまらなくもなるので、どうせなら──人数が用意できず卓が少なくでもよいので──面白く、と言うか、熱意をもってインストしていただける方に担当いただけた方が良いように思います。
ゲームマーケット大賞の発表会を終えた後は、三遊亭楽天さんの高座を聞くべく、そそくさとJELLY JELLY CAFEさんのブースへ……。
が!
ものすごい混雑で、列のいちばん後ろについたのですが、完全なる人垣で、まったく何も見えません。撮影OKとのことで、かろうじてスマホを頭上にかざしてみたら、なんとなく撮れました。
と言うわけで、30分ほど、前のひとの後頭部を眺めながら古典落語の『目薬』と、『粗忽長屋』をTRPG風にした『インスマス長屋』を聞きました。
『インスマス長屋』に関してはオチの切れ味が凄まじかったです。と言うか、なまじ、事前に柳家喬太郎と立川談志の『粗忽長屋』をYoutubeで見て予習していただけに、あのオチには度肝を抜かれました。直前まで大笑いしていたはずなのに、一瞬で鳥肌が立ちました。機会があれば、遠くても構わないので、せめて視線が通るところでまた見たいですね。
クトゥルフを聞いて、TRPGのブースを再び練り歩き、体験できるスペースを見学してみたりしました。
市販されているルールで気になっているのは、あたたかい雰囲気の『ウタカゼ』と、少人数・短時間・脱出などのキーワードに惹かれて『The FIFTEEN』が面白そうに感じました。機会があれば、遊んでみたい所存です。
最後は『真贋のはざまで』のUnigamesさんのブース。
完売されたとのことでおめでとうございます。
少し早めですが、2日連続での参加だと、さすがに疲れるので早々に辞することに。
来場するときに見たフリマが、まだ商品を出していて、ちょっと冷やかしたりしたんですが、ここのトランクは、本気で欲しいなあ、と。
このまま普段使いしてもよいですし、ステッカーをベタベタ貼っても楽しそうです。
帰って自炊する気力がなかったので、イタリアンで締めることに。
ワインを飲んで、パテを食べているうちに良い気分になってしまい、届いたカルパッチョを写真を取る前に、ひときれずつ食べてしまったところ。写真左上のトロ鰹が本気で美味かったです。口のなかがカツオだけになるという幸せ。
終わりに
と言うわけで、ゲームマーケット2018秋、2日目のレポート、でした。
次回は2019年3月10日(日)インテックス大阪です。今のところ、行くかどうかはちょーっと悩み中、です。