11月20日から21日にかけて開催された『ゲームマーケット2021秋』に参加してきました。
コロナ禍での開催でしたが、非常に活気があり、ボードゲーム業界の元気の良さを実感した1日でした。
開場
当日は12時入場のチケットを手配していましたが、待機列は駅まで続くほどでした。
私は11時40分から並びはじめたのですが、実際に入場できたのは12時50分で、だいたい1時間ほど並んだことになります。
ずっと立ちつづけていたので、入場時点でやや疲れていましたが、開場に一歩、足を踏み入れたら、熱気に当てられて疲れが吹き飛びました。
会場の様子
今回は西展示棟のホール1とホール2が会場となっており、向かって正面が企業によるエリア出展、両翼が個人出展のブースという配置になっていました。
17時には閉会となるため自由時間としては、おおよそ4時間ですが、600以上のブースをじっくりと見て回るのには、あまりに時間がありません。まずは予約していたゲームと、予約できなかったけれど、どうしても入手したいゲームを購入すべく、大急ぎで回ります。
その後、よだかのレコードさんの謎解きを遊んでから、全ブースを回るべくホール1の隅から歩きはじめましたが、この時点で残り1時間。やっぱり全ブースを回ろうとするならば、早めの入場もしくは2日間参加が必須ですね。
と言うわけで、今回のレポートは写真少なめです。
ドラマチック謎解きゲーム『ルールだらけのボドゲ城からの脱出』
よだかのレコードさん恒例の、ゲームマーケット会場内を用いた周遊型のリアル謎解きゲーム『ルールだらけのボドゲ城からの脱出』です。
コロナ禍に入ってからは、前半は会場で、後半は自宅でも楽しめるように改良されており、この日もそのように遊びました。コロナ対策のためか、掲示物を見て、手元ので謎解きを進めるオーソドックスな周遊型に徹しているように感じられました。
その分、各小謎が特定のボードゲームを思わせる内容で、原作を知っているとニヤリとできるタイプで面白かったです。
Studio OZONさんのブース
Studio OZONさんのマーダーミステリーブースでは、まさに連合軍といった趣きで、各団体のパワーが集まったブースになっており、終始、ひとがいて賑やかでした。
こちらのテーブルではRabbitholeさんが物販を行っており、わたしがデザインした『ループ探偵の憂鬱』のクリアファイル入りパンフレットが販売されていました。
その隣ではアークライトさんの、ミステリーポータブルシリーズが展開されていました。
わたしがデザインした『白猫はどこに消えた?』も置かれていました。
アークライトさんのブース
アークライトさんのブースでは各種新作の展示がされていましたが、中でも目を引いたのは『テインテッド・グレイル』と、『グルームヘイヴン』の前日譚に相当する『グルームヘイヴン:獅子のあぎと』と、続編に相当する『グルームヘイヴン:忘れられし輪』。
『グルームヘイヴン』は、わたしの人生の中でも、最も時間を注いだゲームのひとつなので、発売が楽しみで仕方ありません。
ジーピーさんのブース
『カタンの開拓者たち』や『ウボンゴ』、『エスケープルーム』等の日本語版を手掛けているGPさんのブースでは、来年発売予定の『ロビンフッド』が展示されていました。
こちらは、あの『アンドールの伝説』を手掛けたミヒャエル・メンツェル氏の最新作で、タイトル通りイングランドの伝説上の人物である義賊・ロビンフッドをテーマとした作品。
写真の左上に本らしきものが見えますが、まさに、この200ページ超えの本を読みながら遊ぶゲームです。発売が楽しみです!
Anagumaさんのブース
最後は、Anagumaさんのブースで展示されていた米光一成さんデザインによる『あいうえバトル』。
7文字以内の言葉を決めたうえで、お互いにあてっこするゲームです。シンプルなルールでありながら、実際に遊んでみたら、なかなか奥が深そうで、ロングセラーになりそうな予感です。わたしが行ったときには完売済みでしたので、再販されたら入手したいですね。
終わりに
と言うわけで、以上です!
や、冒頭に書いた通り、ほんとうに余裕がなかったのです。
次回はせめて写真を撮るくらいの余裕は持ちたいですね……。