ゲームマーケット2019秋の1日目、おっつかれさまでした!
いやあ、今回は、ほんとうに久々の雨! ということで、早朝から並ばれた方は、ほんとうにしんどかったと思います。シャッター付近に配置されたブースの方も、寒さに耐えて、頑張られたかと存じます。
秋山も、若干、疲れ気味ではありますが、気力が残っているうちに今日を振り返ろうと思います。よろしくお付き合いください!
Aホールの様子
最初に訪ねたのは、サンプル置き場のコーナーです。
例年は、出展サークルが提供しているサンプルが置かれ、ゲームマーケット大賞ノミネート作が寂しく置かれているだけでしたが、今年は、事前発表ということもあって、各作品のパッケージや内容、作品紹介がプリントされたポスターが掲示されていました。
残念ながら、ゲームマーケット大賞は、今回で終わりですが、最後まで少しでも改善に貢献できて良かったと思います。
前回に引き続き、『まじかる☆ベーカリー』のMAGIさんは、オリジナルデザインのバッグを無料配布されていて、その販促に掛ける情熱に圧倒されました。
前回は遠慮しましたが、今回はありがたく頂戴し、新作イラストが見えるようにして会場を歩き回りました。
ワンドローさんのブースでは、カナイセイジさんがサイン会を開催されていました。
最新作『文絵のために2』を購入したところ、サインをいただけるとのことで、ありがたくお願いしました。いえーい!
グループSNEさんのブースでは、新作のマーダーミステリー作品『九頭竜館の殺人』と『何度だって青い月に火を灯した』のネタバレにならない範囲の展示がされていました。
思っていたよりも箱が大きく、各キャラクターのシナリオブックも判型が大きく読みやすそうだと感じました。
後日、ネットで購入できるかなと思い、この場での購入は控えましたが、早く遊べる日が来るのが楽しみです。
ittenさんのブースでは、巨大な『TOKYO HIGHWAY』が展示されていました。
エッセンシュピールでは、この手の巨大コンポーネントを見ることは多いですが、ゲームマーケットでは、まだまだ珍しいので、こういうのを見るとテンションが上がりますね。
Moaideas Game Designさんのブースでは、モアイミステリー劇場と称して、マーダーミステリーの第3弾として『加速する闇』が紹介されていました。
こちらは、シナリオが朱鷺田祐介さんであると告知されておりますが、日本人で物語とゲームの両方に精通されていらっしゃる方がシナリオを手掛けるとなると、俄然、期待が高まりますね!
JUGAME STUDIOさんのブースでは、Jordan Draper Gamesさんのゲームも並べられていました。
東京シリーズ第2弾も、相変わらずコンポーネントが素敵ですね。キック済みなので、届くのが楽しみです!
ホビージャパンさんのブースでは『ユグドラシル年代記』が展示されていました。
情報をキャッチアップできてなくて気づいていませんでしたが『ユグドラシル年代記』は、エッセンシュピール2019で個人的に注目していたゲームだったので、早々に日本語版が出ることを知って嬉しく思いました。
遊べる日が待ち遠しいです!
研修ゲームラボさんのブースでは、今、一部で話題のサイゼリヤの店長育成に用いられているゲーム『店舗運営ゲーム』が展示されていました。
購入不可と書かれており、一般への販売はなさそうですが、なんとか遊べないものですかね。かなり難易度が高いと聞いており、試してみたいです……。
こちらは、タクティカルゲームズさんのブース。
発泡スチロールのボードに、コンポーネントを貼り付けて展示なさっていたのですが、これは非常に良いですね。見やすいですし、分かりやすいですし、それに綺麗で目を引きます。
空間の節約にもつながりますし、素晴らしい発想だと感じました。
ディライトワークスさんのブースでは、ギフトテンインダストリさんの『マドリカ不動産』に続く、ニンテンドースイッチで遊べる謎解き第2弾『紙謎』が展示されていました。
『マドリカ不動産』もそうですが、紙を印刷するのが、ちょっと面倒だな~、と思っていたら、印刷済みのキットを貰ってしまいました! ありがとうございます! 買います!!
ラディアスリーさんのブースでは、様々な『FILLIT』のボードが販売されていました。
向かって右手にあるのは、大会の上位入賞者に贈呈される盾だそうです。秋山も別の予定がなければ参加したかったです……。
そして、写真奥に見える木製ボード、めっちゃ安かったので、即買いでした!
けっこう大きくて、朝いちばんに買ってしまったので、一日、持ち歩くことになり大変でしたが、視界に入るたびにニヤニヤしてしまい、今から遊び倒すのが楽しみです!!
ライブレイジさんのブースでは『新装 桜』が販売されていました。
スタピーマーカーとして使える桜の木を、箱の蓋に挿すと、ばえるのではという話をしていたら、実際に試してくださったのですかさず撮影しました。
自分で言っておいてなんですが、桜の花びらから桜が生えているのって、ちょっとシュール……かもしれません。
ゲームマーケット2019秋で、最も注目されたタイトルのひとつとして『ゴリラ人狼』を挙げることに、議論の余地はないでしょう。
「ウホッウホッ」で議論する人狼ということで、非常に話題を呼び、そのブースは、耐えず人だかりが絶えませんでした。
Bホールの様子
ギフトテンインダストリのブースでは、ゲームマーケット2019春でも販売されていたカルタ3部作を販売されていました。
先日、このブログでも紹介しました『初恋かおカルタ』は、アプリを少し改修したらしく、よりプレイ感が楽しくなっているとのことです。
よだかのレコードさんのブースでは、もうすっかり定番となったかもしれません『CHOCOLATE WORD』が遊べるようになっていました。
Bホールを歩き回っているうちに発見してしまったふしぎなゲーム。
タイトルは『キモイエイタンゴカードボードゲーム』。気持ち悪いイラストで英語が勉強できるスゴロクゲーム、だそうです。確かに、まじまじとイラストを見ると、なんとも言えない味わいです……。
東京銭湯 ボドゲ湯さんのブースです。
温泉をテーマにした軽いゲームばかりで、温泉がお好きなのかなと思いきや、埼玉県川口に実在するお風呂屋さんとのことで、恐れ入りました。
こういうジャンル越境みたいな活動は、ほんとうに素晴らしいと思うので、応援します!
『空中都市アーレア』が新作となるくじらださまさんのブースは、しかし訪ねたときには新作完売されていました。
ゲームマーケット2019春の新作『ネブタビート』は、幻冬舎から『ラッセーラゲーム』として発売とのことで、この幻冬舎版も販売されていました。おめでとうございます!
最後のゲームマーケット大賞を受賞した『FOGSITE』のSoLunerGさんのブースです。
既に完売後ということで、若干、閑散としていますが、いろいろな展示があったであろう痕跡が残っています。いずれかのパブリッシャーから製品化され、より多くのプレイヤーの手に渡ることを切望します。
架神恭介ワークスさんのブースにも立ち寄りました。
『ダンジョン&ダンゲロス』と新作の『殺人ミステリー』をメインで出展されていらっしゃいました。
ステージ企画
『BakaFire Party大発表祭2019秋』ということで、BakaFireさんが、その活動の新たなる展開を発表されていました。
写真は、前から告知だけはされていた『惨劇RoopeR』の舞台版ポスター。俳優さんが勢揃いして、舞台上で挨拶されていましたが、期待値が高まりますね! どうやら、観客の選択によって、主人公の動きが変化し、お芝居の内容が変化するみたいです! これは、面白そうですね!!
『アークライト新作発表会』では、アークライト社が予定している、特にコラボーレーション系の新作ボードゲームの告知がされました。
良い写真が撮れなかったので、写真はありませんが『製品化を懸けた 自作ボードゲームコンテスト「ボドコン!」』では、ボドゲーマのまつながさんが司会で、6名のデザイナーがそれぞれ自作のプレゼンを3分で行いました。それに対し、各パブリッシャーの担当者が「もっと話を聞きたい」や「すぐに製品化したい」と札を上げるのですが、やっぱり後者が上がるとテンションが上がりますね。
Studio GGさんの『きょうあくなまもの』がJELLY JELLY CAFEさんから、そしてSoLunerGさんの『FOGSITE』が、アークライトさんないしホビージャパンさんから出ることを待ちたいです。
リアル謎解きゲームマーケット
物語のあるドラマチックな謎解きに定評のあるよだかのレコードさんが、今回のゲームマーケットにも謎を仕掛けられました。
そして、今回の謎『不思議のゲーム王国からの脱出』は……過去最強と感じました。
ぺこらさんと2人で11時の回に挑みましたが、途中で2点ほど非常に高い壁があって「もう、無理っ!」と叫びたいくらいに詰まりました。
しかし、なんとか……かろうじて、なんとか突破することができました。プレイ時間はちょうど1時間くらいでしょうか。クリア報告を終えてから「何人目ですか?」と聞いてみたら「1組目は3人組だったので、2組目4人目となります」とのことでガッツポーズ。
次回も楽しみです!
懇親会
1日目の閉会後は、会場の一角が懇親会の場となりました。
ケータリングで食事や缶ビール等の飲み物が提供され、後はピザーラさんが延々とピザを焼き続けてくださったので、他の料理が、すべて食べ尽くされた後も、ピザだけは無限に提供されました。
会場では、多くの方とご挨拶する機会に恵まれ、非常に光栄でした。
個人的にはクトゥルフ神話TRPGのSandy Petersen氏とご挨拶できたのが嬉しかったですね。
終わりに
これから、シャワーを浴びて、可能な限り疲れを取ってから、明日に備えて就寝します!
明日、会場でお会いする機会がありましたら、どうぞ、よろしくお願い致します。