雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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1~2人用協力ゲーム『アンドールの伝説カードゲーム 災いの島の冒険』の感想

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 協力型ボードゲームの傑作『アンドールの伝説』の独立型拡張は、カードゲームになって、しかも1~2人用という面白い形態です。その名も『アンドールの伝説カードゲーム 災いの島の冒険』
 1人用シナリオと2人用シナリオの2種類が収録されていますが、2人用シナリオを通して遊んでみました。

『アンドールの伝説』とは

 コスモス社からリリースされている協力型のボードゲームです。
 アンドールという土地が舞台となっており、4人の勇者がアンドールの地に降りかかる様々な災厄や事件を解決するというストーリーです。シナリオごとに、異なるストーリーが書かれたカードがあり、物語の進行に合わせ、カードをめくることで、新たな敵が現れたり、事件が発生したりします。
 基本セットに加え、『北方への旅立ち』や『最後の希望』といった拡張が出ており、壮大な世界観を楽しむことができます。
 今回、紹介する『アンドールの伝説カードゲーム 災いの島の冒険』は、白銀の国の降り立った射手のチャダと戦士ソーンが、アンドールに帰還するために繰り広げた冒険劇を描いたものです

概要

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 カードゲームと言っても、すべてがカードだけで表現されるわけではなく、ちゃんとボードと駒も存在します。
 ストーリーが重要なゲームになるので、ネタバレを避けるため、あんまり写真は紹介しませんが、チュートリアルくらいなら良いでしょう。
 各プレイヤは、チャダとソーン、いずれかの勇者を担当し、カードを使いつつ、マップ上の駒を進めていきます。
 駒を進めるためには、カードをプレイし、ボード上に書かれたコストを払っていかなければならないのですが、あんまりオタオタしていると災いの島に巣食う亡霊が追いかけてきて、掴まってしまうと永遠にこの島に囚われることになります。
 一種の鬼ごっこですよね。亡霊に捕まる前に、島から脱出しよう、そんな感じです。

難易度

 実は、途中まで亡霊の処理を、少し間違えていました。
 プレイ方法を覚えるだけのチュートリアルも、めちゃくちゃ苦戦して、1時間くらい試行錯誤しました。もう少し、ルールブックが分かりやすいと嬉しかったかな……。
 間違えやすいポイントとしては、1回だけ猶予があるということですね。亡霊カードは、最前列に来た瞬間に発動するわけではなく、最初は表向きになるだけで、そのまま列の最後尾に行く、というのが正しい処理である様子です。
 ルールミスに気づいた後は、むしろさくさくで、最後まで危なげなく進めることができたので、ゲームに慣れているひとにとっては、ちょっとかんたんかもしれません。

感想

 チュートリアルの他には、計4シナリオ収録されていて、シナリオごとに仲間になるゲストキャラが異なったり、マップが変わったり、特殊効果のマスが現れたり、変化に富んでいて楽しかったです
 だいたい、各シナリオのプレイ時間は1時間前後だったので、一気に4シナリオを遊んだとしても5時間を見込んでおけば充分にクリア可能です
 プレイ感としては、2人用に特化した協力型ということで、お互いが手を取り合う感じが良かったですね。一般的な協力ゲームって、イメージ的には、チーム一丸となって進む感じですが、このゲームの場合、そもそも2人用としてデザインされているので、皆で頑張ろうというより、2人で頑張ろうというデザインが、より浮き彫りになっているように感じました。

終わりに

 夫婦やカップルで仲良く遊べるゲームを探している方に、特に勧めたい作品ですね
 個人的には、けっこう気に入ったので、このシリーズの第2弾が出てくれると嬉しいですね。


チュートリアル、難しかったねえ

まあ、ちょっとルールを間違えていたからね

でも、正しいルールで遊び始めたら、案外、かんたんだったよね

かんたんとまでは言わないけれど。どうだろう? 難しくはなかったと思う

ぺこら、射手のチャダが好きだから、出てきてくれて嬉しかったよ

まあ『アンドールの伝説』をやっていたときは、ぼくが緑担当で、ぺこらさんは青担当だったけどね