雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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スピンオフ作品『コードギアス 亡国のアキト』の感想(ネタバレあり)

 2012年8月に第1章が上映され、その後、2016年2月に最終章が上映された『コードギアス 反逆のルルーシュ』のスピンオフ作品『コードギアス 亡国のアキト』を観ました。
 第2章まではリアルタイムで観ていましたが、第3章以降は観ておらず、先日『コードギアス 復活のルルーシュ』を観てテンションが高まったので、一気に観てみました。

コードギアス 亡国のアキト Blu-ray BOX (特装限定版)

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求めているものではなかった

 全5話を観終えての結論から言ってしまうと、申し訳ないけれど求めているものではありませんでした
 やはり秋山にとって『コードギアス』は、思い通りにならない世界を、なんとかするために絶対遵守の力で成り上がり、ようやく何もかもが思い通りになったときには、代償を払わなければならなくなっていて、すべて納得の上で退場するという……一言にまとめると「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」という物語であったということです
 その点『亡国のアキト』は、作品のテーマやコンセプトのような核にあるものが『反逆のルルーシュ』とは異なっていて、平たく言うと「こういう話が観たかったわけじゃないんだよな~」です。
 あるいは『コードギアス』の名が冠せられていなかったら、もっと素直に受け止められたかもしれません。

CG描画とジャズBGM

 本質的なものだけでなく、表面的なところも『コードギアス』とは、違っていたように思います。
 たとえば、ナイトメアフレーム戦はCGで描画されており、綺麗だし、二足歩行と四足歩行を自在に切り替えるアレクサンダのインセクト・モードは、初めて見たときは興奮しましたが、慣れてくると「これは、ナイトメアフレームなのか……?」と疑問を覚えましたし、戦闘シーンで流れるジャズセッションのようなBGMも、最初は「わーお! スタイリッシュ!」と感じましたが、やっぱり慣れてくると「格好はいいけれど、盛り上がりには欠けるなあ……」と。
 ストーリーやキャラクタ、世界観以上に、案外、こういう表面的なところが意外と気になってしまうんですよね。

ジュリアス・キングスレイ卿は必要だったのか……?

 ジュリアス・キングスレイと枢木スザクの登場は……いったい、なんだったのでしょうか。
 声優に福山潤と櫻井孝宏を起用し、『反逆のルルーシュ』ファンを呼び込むための施策だった気がしてなりません。活躍した回もありましたが、ほとんどの回では「水を……水をくれ」「ふんっ」みたいな感じで、ほんとう、なんだったんでしょうか、あれ……。

キャラクタの成長と辿り着いた先

 ネガティブな感じから入ってしまいましたが、単純なキャラクタの成長物、青春物として観たときは、非常に良かったんじゃないかなと思います
 各キャラ、閉塞的な状況にいて、それぞれの思考も行き詰まっていたのが、出会いを経て、成長して、悪くないところに落ち着いたのは良かったような気がします。

終わりに

 総括すると、やっぱり求めていたものではなかった、が結論になってしまいますね。
 とは言え、苦痛なわけではなかったです。と言うのも、結果的にではありますが、先に『コードギアス 復活のルルーシュ』という、とても快い作品を、先に観ていたので、非常に余裕をもって、穏やかな気持ちで観ることが出来たからです。
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』を観終えて、その続きを期待して着手していたら……あるいは、もっとネガティブだった、かもしれません。


よく分からなかったねえ。なんか、地味だったねえ

各話が1時間で、各話ごとにある程度の起承転結を持たせようとした結果、全体での統一感が少し欠けている、というのはあったかも。後『コードギアス 反逆のルルーシュ』にあって派手さは、そうね、なかったね

セーラームーンのひと、可愛かったね

もしかして、レイラ・マルカル中佐

頭に卵をつけてたよね

髪飾りでしょ

最後、アキトとくっついて良かったね

まあ、広義のハッピーエンドではあったね