ドイツゲーム喫茶B-CAFEさんのゲームマーケット2019大阪の新作『KANBAN Menu』を遊びました。デザイナは黒田尚吾氏。
2人から5人で遊べるゲームです。
非常に手堅くまとまっており、さすがの完成度の高さに黒田さんやるなと唸りました。
プレイヤはカフェのオーナーとなり、自分のお店の売りとなる看板メニューの開発をします。営業したり、イベントに出たりすることで勝利点を稼ぎ、ゲーム終了時、開発したメニューが持つ勝利点を含め、最も勝利点が高いプレイヤが勝利します。
メカニズムとしては、軽めのワーカープレイスメントと言えるかもしれません。別にワーカーを置いたり、早いもの勝ちでもないですけれど。
手番が来たら6種類のアクションの中から1つを選び、フルーツやスイーツ、ドリンクなどの素材を集めます。これらの素材を販売してお金を得たり、勝利点を得たり、あるいは組み合わせることでメニューの開発ができます。
開発したメニューは、ゲーム中に特別な効果を生み出すものもあれば、単純に高得点を有するものもあります。
素材を獲得し、その素材を勝利点に変換していく。
2段階式ですが、筋道が明確で、誰でもかんたんにルールを理解し、すぐに遊び始められる軽量と中量級の間に来るくらいの重さです。
いやはや、ほんとうに瑕疵がなくて、重すぎず軽すぎずちょうどいい感じです。
オススメです!
メニューカードのデザイン、おしゃれだったよね
ブラックボードにチョークで書いた風のやつね。あれ、今風だよね
昔からあったような気もするけれど。リアル脱出ゲームの施設に行っても、ときどきエントランスに飾ってあったりするよね
よだかのドラマチックルームとか、SCRAPのヒミツキチとかね。ああいうの賭けるの、すごいと思う
アクション選ぶのなんて言うの? ワーカープレイスメントじゃないよね? まあ、誰でも、いつでも、どこにでも入れるのがいいよね
あまり不公平が生まれないデザインになっていたね。よく制御されていたと思う
確かにね。先にゲーム終了条件のフラグを切りそうになっても、メニューの素点で負けるのが見えていると困るよね。って言うか、先にVPを増やしてるひとってメニューが少なかったりするから、VPを取ると見せかけて、違うところに素材を置いてもらって、そっちを狙いに行くのが良い気がする
まあ、いろんな戦術はあると思う