雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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第五次聖杯戦争を再現『Dominate Grail War -Fate/stay night on Board Game-』の感想

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 ディライトワークスによる『Fate/stay night』をテーマとしたボードゲーム『Dominate Grail War -Fate/stay night on Board Game-』を遊びました。
 デザインはBakaFireさん、原作ファンであれば思わずニヤリとしてしまう要素満載の、3人から7人で遊べる正体隠匿系ボードゲームでした。


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 デザイン的には、とにかく完成度の高さを感じました
『FGO』からFate世界に入ったプレイヤーは、サーヴァントの真名を伏せる文化に違和感を覚えるかもしれませんが、『Fate/stay night』において真名は、切り札や弱点を容易に推察されてしまうことから隠すべきものでした。
 このゲームでは、ゲーム開始時点において各プレイヤーの担当キャラクターと言うか、担当マスターは、明かされていますが、サーヴァントは隠匿されています。


Dominate Grail War -Fate/stay night on Board Game-

Dominate Grail War -Fate/stay night on Board Game-

  • 発売日: 2019/08/04
  • メディア: おもちゃ&ホビー


 聖杯戦争がモチーフになっているので、プレイヤー間の殴り合いということで、インタラクションの塊ですし、根底にあるメカニクスは、どちらかと言うと古めです
 けれど、ここで効いてくるのが、サーヴァントが分からない半分正体隠匿要素です
 これによって、ただの殴り合いではなく、推理やブラフなどの要素が良い具合に加えられており、新しいゲームになっているなと感じました
 この妙味は『惨劇RoopeR』や『桜降る代に決闘を』の、BakaFireさんならではと言えるでしょう。


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 気に入っているので冒頭の写真にも使いましたが、こちらはサーヴァントを選んだ直後。
 遠坂凛が好きなのでマスターは自分で選びましたが、サーヴァントはランダムで引きました。エミヤを……! この運命力。正直、ゲーム開始前に、ゲームに勝ったと言わざるを得ません


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 ゲーム中盤、深山と新都を行き来しつつ、魔術回路を活性化させつつ、互いに小競り合いを繰り返したりして、戦果を稼ぎます。
 ゲーム終盤までは、前哨戦と言うか、決戦に向けて準備を整えたり、サーヴァントの真名を解放したり、解放させたりして備えます。


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 中盤まで1位から2位の間をウロウロしていたのですが、うっかり戦果を稼ぎすぎた結果、タコ殴りされ、どう足掻いても脱落という状況に追い込まれ、残念ながら敗退。けっこう必勝の構えのつもりだったのですが、佐々木小次郎の死角のない攻め手に阻まれました。
 そして、こうなると、後は、他プレイヤーの行く末を見守るだけです。


 今回は4人プレイでしたが、聖杯戦争であることを考えると、やっぱり7人で遊びたいものですね
 プレイヤー適性人数的には、4人以下だとNPCを入れることになるので、5人~7人が最適でしょうか。機会があれば再戦したいですね。次回も遠坂凛とエミヤのペアで……!