雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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脱出ゲームブック『人狼村からの脱出』の感想

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 長らく積んでいたSCRAPの脱出ゲームブック『人狼村からの脱出』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

脱出ゲームブックとは?

 脱出ゲームブックというのは、以前にSCRAPがリットーミュージックと組んで出していた謎解き要素を含むゲームブックのシリーズです。
 今回、紹介する『人狼村からの脱出』の他に『ふたご島からの脱出』『十人の憂鬱な容疑者』『聡明なスパイは耳がいい』『片思いからの脱出』の計5種があります。
 尚、その後、SCRAPはSCRAP出版という自社レーベルを立ち上げて、そこで、今度はリアル脱出ゲームブックとして『ルネと不思議な箱』などのリリースを始めています。

人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される (脱出ゲームブック)

人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される (脱出ゲームブック)

  • 作者:SCRAP
  • 発売日: 2012/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

リアル脱出ゲーム『人狼村からの脱出』との関係性

 非常にややこしいのですが、
・リアル脱出ゲーム『人狼村からの脱出』
・リアル脱出ゲームDVD『人狼村からの脱出』
・スマートフォンアプリ『人狼村からの脱出』
・脱出ゲームブック『人狼村からの脱出』
 と、同題の作品は計4作ありますが、最初の2つは同内容ですが、後の2つは、タイトルが同一なだけで、その内容は、まったく異なります
 いったい、どうして、こんなややこしいことをしたのか、さっぱり分からないのですが、タイトル以外に共通点は何一つないので、アプリとゲームブックについては、順序も世界観も気にせず、自由に遊んでOKです。

遊んだ感想

 脱出ゲームブックを遊んだのは『十人の憂鬱な容疑者』と『片思いからの脱出』に続いて3作目です。


『片思いからの脱出』は難易度が低めで気軽に楽しめましたが、今回の『人狼村からの脱出』は『十人の憂鬱な容疑者』と同等の難易度を誇るのでは!? と、戦々恐々としつつ臨みましたが、どうしようもないほどに難しいわけではなく、その上、公式サイトにはヒントも用意されており、良かったです
 実際にはラス謎に至ってどん詰まり、ここだけで30分? 1時間? 足止めを食らったのですが、最終的には、なんとか解き明かすことができ、ゲームクリアに至れて良かったです。
 プレイ時間は10時間ほどでしょうか
 相変わらず、このシリーズは、ほんとうにコスパが最高です

一緒に遊んだぺこらさんの感想

実質、2日? 3日かな?

2日だよ

すごくない?『十人の憂鬱な容疑者』のときは、何ヶ月、掛かったか分からないよ。我々、だいぶ優秀だったよ。でも、やっぱり最後の謎だよね

だいぶ詰まったねえ

って言うか、このラス謎どうなの?

まあ、初期だからね、そこは目を瞑ろうよ。最近の謎解きだったら「え?」と思うかもしれないけれど

やっぱり音読するのがいいよね、時間が掛かるけれど

全部、読み上げてくれて感謝してるよ。聞くことと、メモを取ることに集中できた気がする。後、ミシェル・ピスコ、良かったね!

ふぅ~っ!

ぺこらさん、ミシェル好きだったよね

好きだよ。いいキャラクターじゃん

ぼくはアンナ・カルバドスが一押しだよ

終わりに

 タイトルから人狼が苦手な方は敬遠しがちかもしれませんが、いわゆるファンタジーとして人狼を扱っているに過ぎないので、人狼が苦手だからこれも……というのは、杞憂と言わざるをえないでしょう。
 最初期の作品であるが故に、ちょっと……という節もありますが、そういう荒々しさも含めて楽しめる方であれば面白くプレイできることでしょう。