まどりやの鷹海和秀さんによる『巡る想い、届かぬ気持ち。』を遊びました。
なんとプレイ人数1人から6人で遊べるマーダーミステリー風のゲームです。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
遊んだのはテストプレイ版となりますので、写真もそのときのもので、現在、販売されている製品版は異なります。
ゲームの概要としては、下記の通りです。
本作品は、「犯人」が誰なのかを推理する「マーダーミステリー風」のゲームです。
プレイヤーは天文部の合宿に来ていた6人のキャラクターのうちひとりを担当し、ラブレターを晒したのが誰なのかを推理することになります。各キャラクターごとに、そのキャラクターが何をしていたのかなどが書かれている「キャラクターシート」があり、そこに書かれている情報を話し合って、推理を進めていきます。
http://gamemarket.jp/game/summer_memory_of_loveletter/
キャラクターシート以外にも「質問カード」があり、そこに書かれている情報(証言)も、推理を進めるヒントになってくれるでしょう。
鷹海さんの前作『ラブレターを出したのはだれだ?』も遊ばせていただいていますが、日常の謎を取り扱ったもので、ひとは死にません。
その代わり、なにを推理するかというとラブレターに関してです。
箱裏には、こんなことが書いてあります。
「天文部の合宿で起こった事件? ラブレターを晒したのは誰だ!?」
プレイヤーは天文部の一員となり、合宿で起こった事件を巡り、捜査や推理を重ねていくことになります。
通常、マーダーミステリーと言うと、人数制限が非常に厳しく、たとえば6~7人でしか遊べず、7人の方が面白くて、1回しか遊べない。みたいな感じなので、メンバーを集めるのに苦労するわけですが、これは範囲がとても広いです。
どのように工夫しているかは、実際にゲームを遊んでいただければと思いますが、これが実に細やかで、煩雑な処理をスムーズにしつつ、きれいに組み上げていて、まさに職人ワザです。
エンディングも美しく、けっこう感動的ですので、是非、楽しみに遊んでいただければと思う限りです。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
エンディング分岐が面白かった。『ラブレターを出したのはだれだ?』の進化って感じ
言われてみればそうだね。両方にネタバレになってしまうからあれだけれど、挑戦的な作品だった『ラブレターを出したのはだれだ?』を多次元的にした感じだ!
鷹海さんはラブレター好きなの?
まあ、青春物の代表的なガジェットだからでは
青春はラブレターだけじゃないよ。それに、今だとLINEで告白するらしいよ
えっ、LINEで告白!?
最近はLINEで告白ばっかじゃないの??
口頭でいいじゃん
違う違う。ラブレターの代わりにLINEってこと
マジかー……
終わりに
書き忘れましたが、本作品は多人数で遊べばマーダーミステリー風ですが、1人で遊べば純粋な推理ゲームになります。
推理ゲーム好きは、是非、おひとりで楽しんでいただければと思います。