雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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マーダーミステリーと推理ゲーム、2種類の楽しみ方ができる『大陸横断特急殺人事件』の感想

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 まどりやの鷹海和秀さんのゲームマーケット2021秋の新作フラグメント・アンサンブル・マーダーミステリー『大陸横断特急殺人事件』を遊びました。
 1人から6人で楽しめるマーダーミステリーであり、推理ゲームです。

ゲームの概要

 鷹海和秀さんが提唱するフラグメント・アンサンブル・マーダーミステリーで、この系統の作品としては第3弾となります。
 6人で遊んだときは、各キャラクターをプレイヤーが担当することになりマーダーミステリー的に遊べますが、5人以下で遊んだときは、プレイヤーが選択しなかったキャラクターはNPCとなり、推理ゲーム的に遊ぶことができます。

ゲームの感想

 過去2作『巡る想い、届かぬ気持ち。』『巡る想い、幻の歌姫を探して。』も遊ばせていただいていますが、はるかに本格色があり、新たに投入されたギミックも機能しており、作品としてのクォリティが高く仕上がっています
 ぺこらさんと2人で遊んだので、マーダーミステリーというより推理ゲームとして楽しんだのですが、かなり工夫が凝らされており、実装力が高いなと感じました
 ネタバレになるので、深くは説明できませんが広くオススメしたい作品です。

終わりに

 2人プレイによる推理ゲームとして楽しんだ身からすると、ひとりでも充分に面白い……と言うか、ひとりだと完全に推理ゲームとして楽しむことができるので、いっそ1人用ゲームとしてオススメしたい気持ちまであります
 じっくり向き合って、デザイナーである鷹海さんと勝負する気持ちで、遊ぶ本格ミステリーに取り組む、そんな楽しみ方ができるのが本作の魅力です。