新澤大樹さんと田中佳祐さんによるゲームマーケット2019秋の新作『虚飾で彩られたカラス』を遊びました。
Murder Dualはブランド名だそうです。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
「虚飾で彩られたカラス」は、2人でフリートークをしながら事件の解決を目指すゲームです。演技(ロールプレイ)による、ヒントの獲得がシステムに含まれています。話題のマーダーミステリーや脱出ゲーム、TRPG、ボードゲームなど様々なアナログゲームに影響を受けて作った、推理やロールプレイを楽しむゲームです。テーマは「イソップ童話」、プレイヤーは童話の世界の登場人物になって、事件の謎に挑みます。
https://note.com/curryyylife/n/n337344be0744
2人のプレイヤーが向き合って、お互いにお互いが持っている情報を提供し、ロールプレイを楽しみながら事件の解決を目指す推理ゲームです。
2人専用マーダーミステリーとも言えるかもしれません。
ゲームの感想
非常に面白かったです。
傾向としては、ロールプレイと謎解きに振っているかなと感じました。個人的には、ロールプレイの部分が面白かったですね。
マーダーミステリーは、複数のプレイヤーのなかに犯人がいるという正体隠匿ゲームですので、2人の場合、自分が犯人でなければ、必然的に相手が犯人ということになります。
そんなにシンプルだとゲームにならないのですが、この作品の場合、ロールプレイの部分に冴えまくったアイディアがあり、もう、この部分だけで100良いねくらいです。
謎解きとしては、どうでしょう? 秋山自身が、そこそこのリアル謎解きゲームのプレイヤーだからか、わりと速攻で分かってしまったと言うか、森を見るだけで「木を隠すなら森の中、ここに森があるということは、後で木が出てくるのね」みたいなことを考えてしまい、わりとさっくりでした。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
謎解きっぽかった
メインのガジェットが謎解きだとは思う
いいんじゃないの。メインを謎解きにしてくれると、納得感が得やすいよ
え、そうかな?
マーダーミステリー全部、謎解きでいいよ
話が飛んだね。ところで、この作品、我々は2人用マーダーミステリーと思って着手したけれど、実は、マーダーミステリーとは謳ってなかったみたい
え、そうなの! あっきー、マーダーミステリーって言ってなかった!?
言った。Murder dualって書いてあったから
なにそれ?
ブランド名らしい
問わず語りシステム、みたいな
え、いや、うーん、どやろか
なるほどねー
終わりに
2人用マーダーミステリーは、可能性に満ち溢れていると思っていて、ほんとうに期待しています。
ゲームマーケット2019秋では試作品の頒布でしたが、完成が楽しみですが、Murder Dualとしてシリーズ第2弾や第3弾も楽しみですね!