雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ボードゲームオープン会の開催に向けて真剣に考えてみた

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 皆さん、こんにちは。秋山です。
 ボードゲーム遊んでますか?
 緊急事態宣言も解除され、そろそろミスボドを開催すべきか否か、真剣に考えなければと思い立ち、ちょっとその思考の軌跡を残しつつ、考えを書き連ねてみます。ゲーム会の主催の皆様の参考にもなるかもしれません。

現在の東京の状況

 安倍首相より国内全都道府県の緊急事態宣言が解除されましたが、ミスボド蒲田を開催している東京都では、小池都知事の元、新型コロナウィルス感染症を乗り越えるためのロードマップが設けられています。
 このロードマップは、感染症防止と経済社会活動の両立を図りながら、「新しい日常」が定着した社会を実現するための道筋です
 ワクチンや治療薬が開発されるまでの期間、「新しい日常」を過ごし、第2波が発生した場合は「東京アラート」を発動し、再度、休業要請を出し行動制限を徹底することで、感染拡大を防止。落ち着いたタイミングで休業要請を緩和し、また「新しい日常」に戻っていく……という構想です。


 5月28日現在、休業要請緩和のステップは4段階中2段目のステップ1で、博物館や美術館などの展示施設は使用可だけれど、たとえば集会場や公会堂などの集会・展示施設や、マージャン店やゲームセンターのような遊技施設は使用不可に区分されます
 尚、集会・展示施設が使用可になるのはステップ2、遊戯施設が使用可になるのはステップ3となります。
 その一方で、飲食店や喫茶店等を含む食事提供施設はステップ0から営業時間短縮を条件に使用可でしたし、イベントという観点で見れば、屋内の場合はステップ1から100人以下かつ収容定員の半分以下は可とされています。
 詳しくは、東京都のページをご覧ください。

現在の大田区の状況

 ミスボド蒲田が利用している大田区の消費者生活センターにつきまして、6月1日から使用可能となります。
 新規の予約も6月5日から再開が予定されています。
 他区の状況は未確認ですが、だいたい同じではないのでしょうか。

「新しい日常」について

 趣旨をまとめると、
(1)手洗いの徹底・マスクの着用
(2)ソーシャルディスタンス
(3)「3つの密」を避けて行動
 となります。


 事業者向けにはガイドラインも出されており、たとえば座席は2メートル間隔になるよう間引きなさいですとか、共用の物品については利用者入れ替えのタイミングで消毒をしなさい等の指針があります。

JELLY JELLY CAFEさんの状況

 ボードゲームカフェの動向を見てみましょう。
 たとえば全国に店舗を持つJELLY JELLY CAFEさんの場合、名古屋大須店は5月23日より営業を再開済みです。横浜店、川崎店、大阪心斎橋店も5月30日から営業再開予定とのことで、順次再開を予定されている様子です
 尚、営業に伴い、お客様にはマスクの着用や消毒をお願いしており、店舗側としては、
・各店舗へのアルコールの設置
・スタッフの健康チェックと手洗いの徹底
・マスクの着用
・店内の換気
 を感染予防対策として図っているとのことです。
 また、席数を減らしての案内になるため、事前の予約をお願いしていることから、ソーシャルディスタンスの維持と相席の中止が読み取れます。

できること/できないこと/やりたいこと

 と言うわけで、再度、感染が拡大し、東京アラートが発動しない限り、ステップ2に進む頃には再開できそうです
 受付にアルコールの設置、スタッフと言うか主催のマスク着用は意識すればできるでしょう。室内換気のため、窓や扉の解放については施設と協議が必要でしょうが、そうそう断られることはないように思います。
 参加者への注意喚起、手洗いやマスク着用のお願いも実施できます。


 問題はソーシャルディスタンスと3つの密、そして共用品の消毒です


 まずは、ソーシャルディスタンスと3つの密に関して。
 1卓は原則2テーブルとして、1卓の参加者は4人以内を奨励。卓間の間隔は2メートルを維持。ここまでは実現できるように思います。
 問題はゲーム置き場の存在です。
 参加者に持ち寄っていただいたボードゲームを置くと同時に、どのゲームを遊ぼうか悩んだり、メンバー集めの場であるゲーム置き場周辺は3つの密が発生しますし、ソーシャルディスタンスの維持もできません。
 ゲーム置き場という存在を廃止するか、あるいはゲーム置き場自体を隔離したり、その空間を広めに取るか、でしょう。


 ゲーム置き場の問題は、共用品の消毒にも派生します。
 いくらソーシャルディスタンスを取ったところで、ボードゲームのコンポーネントを介してしまえば同じなので、これをどう考えるか。
 そもそも、消毒自体が難しい考えです。
 水に耐性のないゲームの消毒は難しいですし、ゲーム置き場に置いてあるのは、すべて主催の私物! という状況でない場合、そこにあるのは参加者が持ち寄ってくださったものです。勝手に消毒するわけにはいきません。


 ざっくり解決するには、ゲーム置き場は廃止とし、参加者には、参加者自身が持ち寄ったゲームを個々に管理していただき、それぞれの卓で、それぞれに遊んでいただくことでしょう
 しかし、これをやってしまうとオープン会としての意義は、どこに行ってしまうのでしょうか。単に、複数のクローズ会が集まっているだけの場所貸しに過ぎず、参加者同士の交流や、まだボードゲームの魅力を知らない方に、自由にボードゲームに触れてもらう場の提供はできなくなってしまいます。

開催するという覚悟

 ゲーム会の開催は、死活問題ではありません。
 ボードゲームカフェではないので、各種販管費が掛かるわけではなく、開店しなければならない、さもなくば撤退しなければならない。と言ったような、逼迫した状況には、ありません。
 極論「私、今日から普通のボードゲームプレイヤーになります」と言って、永久に開催せずとも誰も困らないわけです
 その一方で開催を宣言したり、実際に開催した場合、多種多様な批判にさらされる可能性を感じています
 今後、数ヶ月。ゲーム会の開催者には、ある種の覚悟が問われるように思います。


 ひとつの解は、社会活動です。
「新しい日常」が感染症防止と経済社会活動を両輪とするものならば、感染拡大に注意しつつ、社会活動を取ることで経済を活性化させ、社会に貢献できたと言えます
 いかがでしょう。
 自分たちが楽しむために遊ぶのだと考えると、ひとによって後ろめたさを覚えるかもしれませんが、感染拡大に気をつけつつ、前向きに遊ぶことで経済を活性化させ、東京都が目指す「新しい日常」を実現できるのだと考えれば、むしろ社会に寄与していますし、褒められてしかるべきです
 意識をひとつ変えるだけで、見える世界は、こんなにも変わるわけですね。

ミスボド蒲田について

 5月30日と6月13日の開催分に関しては、4月24日時点で中止を発表済みです。
 再開するとすれば、上述の通り、休業要請緩和のステップがステップ2に進んだ後。個人的には、できればステップ3まで待ちたいところです
 目安としては7月でしょうか。それも、最初は手探りなところもあるので、50人以下の募集になることでしょう
 時間はかかるかもしれませんが、幸いにして秋山はストレスに強いタイプで、批判についても重くではなく真摯に受け止め、自分のなかで解釈できる方だと自負しています。ゆったりと覚悟を持って、進めていくことにします。

終わりに

 いろいろ書きましたけれど、ここにあるのはひとりの考えであって、ゲーム会の主催によって、ぜんぜん違う考え方もあることでしょう。
 もし、よろしければ、コメント欄もしくはTwitterでコメントをお寄せください。様々な意見を聞きつつ、臨機応変に判断していきたいですね。