雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

幻想的な雰囲気のあるストーリー重視な『奇病蒐集家と404号室の眠り姫』クリアしました

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 ナゾガク感想第6弾は、烏鷺房さんのルーム型公演『奇病蒐集家と404号室の眠り姫』です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ストーリー

奇病を専門に診る奇崎醫院にまつわる噂。
秘密の病室の中で何年も眠り続けている少女の患者がいるという。
探偵小説家は真相を確かめるべく病院に潜入する。
しかし、そこに待っていたのは予想外の窮地だった。
*本公演はミステリ風の謎解きイベントです。

https://nazogaku.wixsite.com/nazogaku2017autumn/urobou

感想

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 ポスターの雰囲気が素敵じゃないですか?
 怪奇幻想感があって面白そう! と思って、参加しました。


 公演の系統としては、E-Pin企画さんの、巻き込まれ度200%と称する『ミステリー・ザ・サード』に近しかったです。物語内世界にぐいぐい引きずり込んでいって、その世界の中で謎解きさせるような感じです。
 いわゆる、ふつうの謎解きイベントって、オープニングがあって、司会が登場して、


「現在の状況を整理しましょう」


 と、舞台設定を説明して、


「ゲームスタート!」


 の合図で、謎解きの世界に飛び込んでいく感じでしょうけれど、この公演は、その境界線が曖昧に作られていて、ほんとうに気がついたら物語の登場人物になっていて、探偵小説家と一緒に、奇崎醫院に潜入して、何年も眠り続けている美少女を探し始めていました。
 この不思議に奇妙で、どこか剣呑として雰囲気が最高に良くて、終始、ざわざとした心が浮き足立つ感覚を楽しみました。
 惜しむべくは45分公演であることでしょうか。
 あっという間に制限時間が来てしまい、もっともっとこの世界観に浸っていたかったですし、何なら終わった後に、同じチームだった方と、


「はあ、良かったですねえ」


「ねえ」


 と、ゆっくりと語らいたかったです。
 いやあ、ほんと……。
 良かったです。

終わりに

 悩んで買わなかったのですが、持ち帰り謎の『禁帯出・録』も買えば良かったです。
 ちょっと後悔。