雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

心臓を捧げエレンを奪還せよ『巨人潜む巨大樹の森からの脱出』成功しました

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 リアル脱出ゲームZEPP TOURと称し、全国のライブハウスZeppで開催されるリアル脱出ゲームの第6弾『巨人潜む巨大樹の森からの脱出』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ストーリー

これは、エレン奪還作戦で語られなかった兵士たちの物語


平和だった日常は突如、絶望へと変わる。
人類を守る壁「ウォール・ローゼ」に現れた鎧の巨人。
巨人化の能力を持つエレンが応戦し、激しい攻防を繰り広げるも
鎧の巨人の力に太刀打ちできず、エレンは連れ去られてしまう。


夕刻、調査兵団は
人類の希望であるエレンを取り戻すべく
鎧の巨人の逃亡先である巨大樹の森へと馬を駆る。
「夜までだ!! 夜までに森に着けば まだ間に合うかもしれない!!」


しかし、森には人類の天敵である巨人が群れをなして潜んでいた。
不意を突かれたあなたの部隊は壊滅寸前に追い込まれ、森の中で孤立してしまう。


このまま死を待つか、それとも……


考えている間にも鎧の巨人は森を抜け、さらに遠くへと移動していく。
日が暮れてしまえば、もうエレンを取り戻す術は無い。
「エレンを取り戻すためには、あなたたちの力が必要…!
お願い、手を貸して!!」


残された時間は日が暮れるまでの60分。


あなたは、生き残ったアルミン、ミカサらと協力し
巨人潜む巨大樹の森からの脱出を目指す。


エレンは絶対に取り返す、自らの命に変えても―
強く心に決意し、あなたは立ち上がる

http://realdgame.jp/zepp6_shingeki/story/

脱出率(秋山が参加した回)

・参加組:84組
・成功組:22組(脱出率26%)

脱出前

 リアル脱出ゲーム10周年のイベントである大パーティで発表された本公演は、発表当初から参加予定でした。
 Zeppツアー公演は、第5.5回と称して開催された『大迷宮バハムートからの脱出』のみプレイ済みですが*1、とにかく音響が良かったことを覚えています。
www.unjyou.com
 さすがライブハウスと言わざるを得ないのです。
 凄まじいサイズ感の生き物の咆哮や震動、空気がビリビリ来る感じがダイレクトに感じられるのですよね。
 と言うわけで『進撃の巨人』とのコラボは知った瞬間に、うってつけだなと感じました。原作の巨人が持つ、圧倒的な迫力、追い詰められたときの無力感、生身の人間では絶対に対抗しえない絶望感、そういう諸々が体感できるのではと。


 また、今回は久々にメンバーを固めました。
 同時に80組以上が参加する、大型のホール型ですからね。ソロで参加して、その日、初めて会ったメンバーとは連携できる気がしません。いつものメンバーで、さらにLINEを駆使して、情報の共有と整理に務める体制を整えて臨みました。

脱出開始

 オープニングは期待以上の物でした。
 3番チームだったので、スクリーンの目と鼻の先だったのですが、ほんとうに圧巻でした。素晴らしい。
 正木さんの司会も良かったですね。昨年末『惑星オリオンからの脱出』も正木さん司会で脱出成功だったので、幸先いいです。
 とは言え、内心のテンションは、実は低めでした。
 最近のSCRAPは初心者に寄せている気がしていて、最終工程では頑張らなくとも辿り着けるのではと感じていたからです。それに信頼のメンバーでもあったので、最初から全力でなくとも最終工程までは容易に行けるであろう。最後の一捻り、二捻り。いわゆる大謎だけをターゲットにして、小謎は放置気味でした。


 焦り始めたのは中盤を過ぎてからでしょうか。
 けっこう周りの組も、メンバーを揃えたり、対策してきているのか、順位的には上位4分の1から3分の1くらいだと気づいたのです。渋滞にも巻き込まれ始め、明らかに遅延が感じられました。


「これは本腰を入れないと、圧し潰されそうだなー」


 と思いつつ、なんとか大謎まで辿り着けました。
 が、ここで苦戦……!
 頭を突き合わせ、ウンウン唸るだけで、まったくアイデアが出ません。
 こういうときは会話あるのみです。


「ジャストアイデアなんですけれど、何とかしてLをやりたいですよね」


「ぼくが考えていたのは、こっちなんですけれど、なんか、Iっぽく見えませんか?」


「あの、このOって、まだ使ってないですよね?」


「L……I……O……、LION! LIONだ!!*2


 この時点で残り3分。
 Zeppの広さを思うと間に合う気がしません。
 人もいっぱいいますし、渋滞も避けられないでしょう。
 エレン奪還ならず。残念……。
 でも、せっかくだから記念に少し早歩きで全力で行ってみよう!

脱出を終えて

 間に合いました。
 スタッフの温情に救われた感がありますが、なんとかラストアンサーの提出を認められ、正木さんにも3番チームを呼んでもらえました。いや、良かったです。


 それにしても、あのラストの演出。
 あれ、最高ですね。
 涙もろい秋山は、もう軽く泣きそうでした。
 もう2018年のベスト演出賞は決まりましたね。

終わりに

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 と言うわけで、なんとか脱出成功できて良かったです。
 それにしても驚いたのは脱出率の高さ。けっして難易度の低い公演ではありませんでしたが、皆さん、そうとう練度が高いと言うか、対策をして参加されているのですね。


「25%越えてるし、余裕でしょ」


 という姿勢で挑むと、絶対に食われるのでご覚悟あれ。

*1:厳密には『月面基地からの脱出』もプレイ済みですが、遊んだのがZeppではなく後楽園ヒミツキチなので数えにくいな……と。

*2:嘘の答えです