このところ『回廊』の編集に忙殺され、雲上回廊の更新が疎かになってましたが、今日、久しぶりに更新しました。ここで来年の抱負を。
二年前から活字中毒者の如く本を読んで読んで読んでましたが、少しこのペースを抑えようと思います。と言うのも、以前はどんな本でも楽しく読めたことに加え、インプットしなくてはならないというのを妄執的に感じていたのですが、最近では少し自分自身に余裕が出てきて、必要なものは自分の外側にではなく内側にあると思えるようになってきたのです。つまり、インプットする時期はもう終わったのではないか、と。もしそうならば次はアウトプットの練習をするのが、順当というものです。ノートパソコンの力も偉大です。以前は本を読むしかなかった時間の余白で、充分に小説が書けます。
後、秋山はやはり物をつくるのが好きな人間なのだと再確認しました。回廊に、部活に、委員会に、バイトに、小説に、読書に、自身の方向性や優先順位を、もう少し鮮明にしないと、ダラダラと無駄に過ごしてしまいそうで恐いです。もっとシンプルなかたちになるべきではないのかと、自分自身をデザインするべきではないかと。
創作活動に関して。はっきり言って今の秋山の方向性でやっていたら、未来永劫、永遠にデビューは不可能です。メフィストに週一で作品を送って「手前、遊びでやんじゃねえ、こっちはプロなんだ」とJに言われたデビュー前の西尾維新のようなことを、今の秋山はやっているわけです。具体的に言えば『メタ探偵の憂鬱』。この作品は、単体で評価をつけると相当に駄目です。今までにミステリ・ライトノベルをわりと読んでいる、作者と知り合いである、などの要素を加味してあげないとあまりにも酷いです。他に書いている作品も、然り、です。話になりませんよ。――ですが、まあ、もう少し続けてみようかなと思います。その理由は、まあ、そのうち。とりあえず、考えてはいるんですよ、と。
mixiに関して。回廊コミュニティを作ってしまうほどに没頭していますが、mixiで日記を書いたりするようなことはないと思います。やはり秋山を誘うようなコミュニティは、駄目なコミュニティだと思います。それにググっても出てこないというのもアレです。mixiではダラダラと超短編を書くに留めておきます。
