こんにちは、雲上回廊の秋山真琴です。
気がついたら開催まで10日ほどとなっておりました。
福岡では初の開催となる文学フリマ福岡です。
10月25日(日)11時〜16時にて、福岡で開催される第一回文学フリマ福岡に出店します。会場は天神にある都久志会館。
実は、うっかり申し込みを忘れたので雲上回廊として出店予定はありません。どうしようと焦っていたら、眠る犬小屋の青砥さんが、2スペース申し込んでいたとのことで、ブースの隅っこを間借りする形で参加できることになりました。と言うわけで、サークル名は雲上回廊ではなくて、眠る犬小屋。ブース番号はあ-03,04です。
間借りですので、いつものようにペーパー等は用意せず、しずしずと参加しようと思います。以下、詳細です。
はじめに、雲上回廊とは
雲上回廊は秋山真琴が代表を務める、総合創作団体です。主な活動として文芸作品の発表の他、出版機能や編集機能の提供を行なっています。と書くと、多くの団体員がいるように見えますが、今も昔も代表一名だけの団体です。コーポレートメッセージとして「For everyone's tomorrow」を掲げています。
文学フリマにおいては、秋山が執筆した作品の頒布と、秋山が編集や企画等で関わった作品の頒布を行なっています。」
頒布する本の紹介
【新刊】『天神都市』700円(15部)
【新刊】『ゆる本 Vol.25』200円(15部)
【既刊】『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』500円(5部)
【既刊】『墨妖』1000円(4部)
【既刊】『そえもの』300円(5部)
【委託】『文学フリマガイドブック 2015年春(通算第7号)』200円(15部)
【委託】『文学フリマガイドブック 2014年秋(通算第6号)』100円(10部)
新刊のお知らせ
それは大地がひとつだったときのこと。大気にはエーテルが満ち、人々は軌道式を用いずとも、魔法を扱うことができた。大地は東方、中央、西域に分断され、人々の行き来はなかった、災害に襲われ世界が滅びるまで(スターリストリィ)。天裂く塔を巡る三つの時代の物語。終わりから始まりへとさかさかまに辿る歴史の一幕(スカイ・スクレイパ)雲の上の研究室にて生活を送っている博士と機械式メイド。博士は優雅にコーヒーを楽しむ。上位の存在が見ているとも知らずに(スカイトスフィア)。怪奇幻想が好きな少女は、あるとき書店で不気味な表紙の本を買う。そこに書かれていたのはありえたかもしれないもうひとつの福岡だった(天神都市)。
文フリ福岡向けの新刊として、秋山真琴の単著『天神都市』を発表します。
4編からなる短編集です。
内容
テーマ:剣
掲載作品
添田健一「鉄風烈火」
氷砂糖「分岐まではのろのろ運転」
佐多椋「苦渋湖」
秋山真琴「墓碑銘」
こちらは、もうひとつの新刊『ゆる本 Vol.25』です。
今回は「剣」をテーマに、4名の参加者による、ゆるい話を集めました。肩のちからを抜いて、ゆるりと読んでいただけると幸いです。
既刊のお知らせ
50名の作家による、超短編を集めた『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』がイチオシです。超短編と言うのは、だいたい500文字以内で書かれた文字作品ですが、その短さから小説よりも短歌や俳句に近しいとされることもある独自の形態の作品です。この作品では、参加者をリレーの走者になぞらえ、第1走者から第50走者まで、任意の連続する7文字を、さながらバトンのように受け渡しながら書いていただいたので、全体でゆるやかに繋がっているというふしぎな本になりました。文学フリマで活躍している方も多いので、この本を出発点に、好みの本を探す旅に出ていただくこともできるかと思います。青砥十さんの作品も掲載しています。
秋山の編集としての腕を見てみたいということであれば、添田健一さんの『墨妖』『そえもの 添田健一物語集』は、いかがでしょうか。添田さんの『墨妖』は、累計で200部ほど出ているので、同人小説作品としては、かなり人気の高い作品です。単純に優れた作品が読みたいということであれば『墨妖』は、かなりオススメです。
委託のお知らせ
文学フリマガイドブックの編集長もやってます。
秋山宅にて管理しているバックナンバー『文学フリマガイドブック 2014年秋(通算第6号)』『文学フリマガイドブック 2015年春(通算第7号)』を委託枠で持参予定です。そろぞれ20作以上の同人誌をレビューしているので、是非、お手に取ってください。
こちらは雲上回廊のブースだけでなく、入り口近くにあるであろう事務局の隣でも売っているかもしれません。
終わりに
長くなりましたが以上です。
全体的に持ち込みが少なくて申し訳ありません。間借りなので、あまり持ち込むわけにも行かず……、また、手で搬入するので、この程度が限界でしょう。
釣り銭はいっぱい用意したので、1万円でのお買い物も歓迎です。
では、10月25日にお会いできるのを楽しみにしています。どうぞ、よろしくお願い致します。