極楽トンボさん主催のそう、あたしたちはこんなにも変てこなライトノベルを愛しているのだらよ、通称変ラノに投票します。
当初の予定では、
「読んでいる作品が変かそうでないかなんて評価基準を設けずに読んできたから、変わった作品として記憶に残っているものがないなあ」→「そもそも、異色作家短篇集や奇想コレクションと比較すると、並大抵のライトノベルでは変と思えないからなあ」→「主観モードの秋山は今回に限り使い物にならなさそうだから、客観モードに切り替えて考えてみよう」→「そう言えば、変てこなライトノベルとは何なのか?」→「この世には真面目なライトノベルと変てこなライトノベルの2種類しかないのか?」→「いや、そんなわけないだろう」→「仮にライトノベルがキャンバスに描かれたイラストだとして。中央に来るのは、剣と魔法や吸血鬼や学園だろう。そして、キャンバスの縁ギリギリに描かれているのが変てこなものと言えるのではないか?」→「つまり変てこなライトノベルとは、ジャンルとしてのライトノベルの極北もしくは境界線だったのだ!」→「な、なんだってー!」→「ただし、この変てこさは絶対的なもの/永続的なものではなく、さらに変てこな作品が現われたとき境界線は突破されてしまい、ライトノベルの領土は広がり、新しい境界線が生まれる」→「つまり、ライトノベル発展にその身を犠牲にして、一役買った作品こそが変てこな作品と言えるだろう」→「さらにそれは作者主導の元、また意識的に行ったものが望ましい」→「つまり、それこそが自他共に認める変てこなライトノベルと言えるからだ」
と言うようなことを書こうと思っていましたが、うまくまとまりませんでした。まあ、そんな感じで、ここ数年で、ジャンルとしてのライトノベルの幅を広げた作品を、変てこなライトノベルとして、5作考えてみました。
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/10
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 103回
- この商品を含むブログ (263件) を見る
- 作者: 中村九郎,羽戸らみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (68件) を見る
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 506回
- この商品を含むブログ (848件) を見る
4)沖田栄次『クイーンズブレイド リターン・オブ・アマラ』
- 作者: 沖田栄次,えぃわ
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
5)ゆずはらとしゆき 『十八時の音楽浴 漆黒のアネット』
- 作者: ゆずはらとしゆき,宮の坂まり,海野十三
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/19
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 109回
- この商品を含むブログ (51件) を見る
と言うわけで、秋山版変てこライトノベルでした。
【変ラノ/4062836114】
【変ラノ/4094510060】
【変ラノ/4840233616】
【変ラノ/4894255952】
【変ラノ/4094510133】