
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/20
- メディア: 新書
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肝心のミステリに関してだが「ゆるミス」を名乗るわりにしっかりしている……と言うか、これと言って文句のない本格。やや無理やりすぎるきらいがあるのは確かだが、第三章以降は登場人物の造形は固まり、物語も洗練されてきて気にならなくなる。
以下、この本を読んだ他のひとの感想。
それにしても、ひとみがいかにも子供らしい子供に描けてて、意外な才能(失礼)があるもんだなぁと感心した。
http://d.hatena.ne.jp/schizophonic/20071129/p1
くだけた言葉使いでありつつも品が悪くはない小学生女子の語り口に興味がある方にお薦め。
http://d.hatena.ne.jp/yomimaru/20071202/book