雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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日曜日には息切れしてしまっているよ

東京都現代美術館に行きましたよ。
・2時間から3時間ほど滞在しましたが、いちばんは企画展「ゼロ年代のベルリン」のオマー・ファスト『キャスティング』です。表裏左右の都合4枚のディスプレイに、異なる映像が映し出されて、しかし流れる音声はひとつという映像作品。内容は「即興してください」と頼まれ、イカれたドイツ女との狂った夜を物語る男性と、軍隊に所属していたとき人を撃ったことをトラウマとして抱えているインタビューに答える男性の受け答えが、途切れることなくシームレスに繋がっているという。なんとも奇妙で、文学的な作品でした。
・次は、同じく「ゼロ年代のベルリン」からクリスチャン・ヤンコフスキー『キャスティング・ジーザス』ですね。3人の審査員の前に、次々とイエス候補が現れ「今の彼、どうだった? 俺はよく分からなかったから、YESとNOの間に○を描いたよ」「彼はイケメンだが、声が弱いな」「彼はどうかな、僕は気に入った」「見た目は普通だ。しかし、オーラがある。このオーラは大事だ」みたいなコメントを交わす映像作品です。単純にイエス候補に格好いいひとが多いのもさることながら、審査員の交わす、わりと適当っぽいコメントが好みでした。60分という長さを誇り、全部は見れなかったので、機会があれば、これだけ見に再訪したいですね。
・3番目に気に入ったのは、やはり「ゼロ年代のベルリン」からフジ・リユナイテッド『再会のための予行練習』。遠く離れ、異文化の元に暮らしていた親子が、久々に再会するにあたって茶器を破壊するという奇妙な、映像と展示が組み合わせられた作品です。
・他に良いなと感じたのは、舟越桂『静かな向かい風』、フランク・オ・ゲーリー『エイト・スプルース・ストリート』、スタジオ・ムンバイ『ワーク・プレイス』。後、名前を失念しましたが、戦後の自然を描いた絵画で、3枚からなり、端の2枚を繋げても1つの作品になるし、2枚の間に1枚を入れても1つの作品になるというのが気に入りました。特に感動するのが、端の2枚と、中央の1枚が、別々の美術館に展示されていることでしょう*1。いずれ3枚が揃った絵を見てみたいですね。
・今週はとにかく忙しかったです。
・終電を逃しタクシーでの帰宅が3日もあったというところから、忙殺感が分かりますね。
虚淵玄Fate/Zero』は5巻まで読了。後は最終巻となる6巻を残すのみです。
id:Erlkonigさんが、最近、書いている『俺の屍を越えてゆけ』日記が面白いです。読んでいたらプレイしたくなってきました、欲しいです。
俺屍はPS時代にプレイしていますが、途中で飽きそうになって、DPS-Dに入っていた強い神と交神させて一気にキャラを強くさせて、ラスダンに突入させたりした記憶があります。当時、中学生だった秋山は、システムがよく理解できてなく、基本的に、可愛い女神と交神しては、娯楽部門に投資してました。
・『PNOS』スクリプティングや画像加工は、ほぼ完了。実際に動かしてみないと……。

*1:東京都現代美術館に寄贈されているのは、真ん中の1枚だけです。