雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第52回ラ管連ボードゲーム部レポート

 今回の会場は浜町区民館。
 人形町から、てくてく歩きましたけれど存外に遠かったですね。さらに出入り口あたりで工事をされていて、ちょっと焦りました。

サンファン


 到着したらリッパーさんが設営中だったので、軽くお手伝いして、さらに飲み物等を買い出しに行っている間、お留守番して、戻ってきてなお誰も来ないという孤独時間だったので、サシでサンファン対決することに。
 久々だったので勝手が思い出せず、右往左往している内に図書館を立てられて「やばい!」と焦ったものの後の祭り。直後に礼拝堂がやってきたので、礼拝堂プレイに転化したものの、見事に貧乏ループにはまり、着々と工場を立てて、きっちりギルドホールを完成させたリッパーさんに、とても追いつくことが出来ず敗北。
 超さくさくプレイを心がけた結果、20分ほどで終わりました。このプレイ時間で、この満足感! やっぱり『サンファン』は良いゲームですね。

チケット・トゥ・ライド スイス


サンファン』を終えても、まだ誰も来ないので、チケライのスイスに挑戦。
 前回はイタリア以外の3国を繋げて、チケットを引きまくって勝利したので、今回は、イタリアプレイしたいなあと思っていたら、初手の5枚チケットが全部、チューリッヒ〜フランス間で、内心「展開が前回と一緒じゃーん」と。違うプレイを試したかったなあと思いながら、でも「こちらに北西のカードが来ているということは、リッパーさんの元には南東のカードが多いのであろう」と思って、5枚残しで始めましたが、意外に目的地が重複していた様子で、最初から競合しまくりました。2人プレイの場合は複線が引けないので、わりと序盤から苛烈な路線争いが発生しますね。
 最終的には写真の通り、広範囲に亘る路線を引けたものの、欲しいチケットが手元にやってこなくて敗北。

9Tours


 チケライをやっている間にやってきたひとたちに『アセンション』のインストをしてから卓を抜けて、『9Tours』卓へ。『ドミニオン』をプレイしたことがないひとに『アセンション』を説明するのは始めてでしたが、購入権やアクション回数という概念がないので、こちらの方が幾分か説明しやすいですね。
『9Tours』は、なんだか上手い具合にマネジメント出来ずに大敗。

トロルマスター


 前回、5人プレイで惨憺たるプレイ感に打ちのめされた『トロルマスター』を4人プレイで再戦。うん! 面白い! やっぱり、このゲームは4人が最適プレイ人数です。
 19点までしか伸ばすことができず、永山さんに惜敗しましたが、楽しかったので良かったです。

フリーゼマテンテン


 変態フリーゼによる競りゲー。
 何故か、デッキ構築と勘違いしていて飛びつきましたが、ルールを聞いて「あれ? もしかして競りゲーですか……?」と。
 基本収入が30金で、これを増やすには工場を購入する必要がありますが、例えば40金で毎ターン10金を生み出す工場を買っても、5ラウンドは維持しないと元を取り戻せない問題があります。どのタイミングで勝利点を狙い始めるかがポイントですね。拡大再生産が大好きな秋山は、典型的な工場貧乏になって負けました。

アルティメット・ヒットマン


『ヒントマンガ特装版』『ヒットマンガ学園編』『ヒットマンガSF編』以上3セットを、すべて投入した『アルティメット・ヒットマンガ』*1をプレイしました。
 はい、楽しかったです。
 3セットを使用するので、単純にプレイ時間が3倍になりますが、よりカオスな感じになって良かったですね。8人でプレイしましたが、最初の内は打ち切りも多かったですが、中盤以降は加速した感じです。一度、全セットを使ってプレイしたいなと思っていたので、出来て満足です。面子を集めてくださった麻由さんに感謝。

ホテルサモア


 サモア島でホテルを経営するゲーム。
 以前にリッチー宅で、3人でプレイしたときは今ひとつ突き抜けるものを感じませんでしたが、これは6人でプレイして真価が発揮されるゲームですね。きちんと全ての改装タイルが場に出されて戦略が立てやすいですし、6ラウンド目及び12ラウンド目の、お客さんが2倍来る日の豪快感は6人プレイならではです。
 ホテル経営という語感から、きついプレイ感に満ちたマゾいマネジメントゲームっぽい印象があるかもしれませんが、適当にカードを選んでも意外に勝ててしまう、非常に、ざっくりとしたプレイ感が魅力ですね。もちろん、きっちり計算して、考えながらプレイしたひとが、必然的に勝利するのでしょうけれども、あまり深いことを考えずに手癖でプレイしても、棚ぼた式に利益が得られるので、わりと初心者向けであるようにも思います。
 6人いて、1時間から1時間半で、さっくり終わって格差があまり生まれないゲームをプレイしたいときには良いな感じました。

ゲシェンク


 時間調整的に軽くゲシェンク
 軽く勝利

惨劇RoopeR


 最近、秋山が激ハマリしているTRPG色のある、脚本家1人VS主人公3人の会話ゲーム。
「初心者をターゲットに、ガチなシナリオ」をキャッチフレーズに「驚き」と「理解」を得られるように脚本を作って持参しました。偶然にも、かさいさんが自作した脚本と、3つのルールが完全に重複していましたが、プレイされた方からは共通の感想として「楽しかった」というのがあるので、良い脚本が組めたということでしょう。
 最終的に3分の1の戦いで敗北しましたが、主人公勢には充分に楽しんで頂けた様子なので、秋山的にも満足。
『惨劇RoopeR』については、色々と考えるところがあるので、近いうちに、徒然と書いてみたいと思います。

お邪魔者2


 前々からプレイしたいと思っていた『お邪魔者2』を2戦ほど。
 1回目は青色のドワーフで敗北、2回目は緑色のドワーフで敗北。2敗して『お邪魔者』とは、完全に異なるゲームだなと感じました。
 自分が青ないし緑のドワーフの場合は、自分でゴールインするか、左隣のプレイヤの正体が完全に分かっている状況でしかリーチしてはいけないのですね。次は、もう少し上手くやりたいですね。

人狼 ラ管連Ver.


 キューピッドでした。
 占COしようかとも思いましたが、今まで人狼のとき、ヴァンパイアのとき、キューピッドのときに占騙りをしてきたので、ここでまた騙ると真占を引いたときに立ち位置が微妙だなあと思ったので、戦略的に潜伏。まあ、潜伏と言ってもやることないんですけれど。
 と言うわけで、若干、怪しく見えるように振る舞って、占い手を消費させて、白を出させて、狼ないしヴァンパイアの噛みを消費させようと考えながら行動開始したら、恋人に指定したヴァンパイアの永山さんに噛まれて早々に退場。
 墓下から観戦していたら、真占くじらねこさんが狼に襲撃された後にCOした真占うさみさんが、直前にヴァンパイアに噛まれており、速攻で真占が2人とも落ちるという危機的状況に。後は恋人の2人に狼を駆逐して貰えれば……と思っていたら永山さんが吊られてしまい、狂人含めて過半数が人外になったので狼陣営に勝利されてしまいました。
「今回の件からお前が得るべき教訓は、狂人を飼う村は勝てないということだ」
 ですよね、貝木さん。

おわりに

 打ち上げは近くの中華料理屋さん。
 2時間で飲み放題の食べ放題で、アルコールは微妙でしたが、短時間で、美味しい料理が繰り出される点が非常に好印象。場所も広かったですし、あそこは良いお店ですね。
 次回も『惨劇RoopeR』のオリジナル脚本を持参したいと思います。後『アセンション』も持って行きますよ。

*1:勝手に命名。