雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

火曜日は雪が降るらしいがそちらはどうだ

■今日はお休みを頂いて、ボドゲ会のために集会所の予約システムを勉強したり、カードを作ったり、実際に予約したりしました。正式には別途告知しますけれど、とりあえず日程だけ、4月14日(土)です。よろしくおねがいします。
■ここ数週間ほど、ずっとiPhoneアプリの猫の大家さんというのをやっていたのですが、昨日くらいにフルコンプしました。写真は12匹の猫が勢揃いしているところです。プレイしていると、なんとなく昔のPCのゲームを思い出して「やべ、猫が増えてきた。そろそろ動作がカクカクになるかもっ」と焦ったりします。
■最近、読んだ面白かった小説。恒川光太郎『草祭』。恒川光太郎という小説家は、秋山にとって特別な小説家で、『夜市』でデビューしたときから、その鮮烈なイメージ感や、郷愁感が大好きな小説家です。『秋の牢獄』までは刊行されれば買うし、短編が雑誌に掲載されれば買っていましたが、さすがに、ハマり過ぎなので少し距離を置いたりしていました。そんなわけで、久々に読んだのですが、うーん、実に、実に素晴らしかったです。現実世界に馴染めない感じのひとたちが、ひょんな拍子で日本古来の風潮が色濃く残る、原始の風景が残る草原に迷い込んだりするシーンがとても好きです。神の存在が信じられていて、しかも現実に存在している風で、ああいう雰囲気がとても好きです。今のところ、いちばん好きな短編は「神家没落」かな「風の古道」も好きですが。この短編集の中では「天化の宿」が格段に良かったです。

草祭 (新潮文庫)

草祭 (新潮文庫)