月に買う新刊は20冊前後です。
その大半はamazonやbk1で買っていて、数少ない例外は、たとえば出社途中や客先を回っている最中に持っていた本を読み終えてしまい、退社時に読む本がなく、書店で買い求める場合です。
そんなわけで、基本的に本はすべてネット上で購入しているのですが、今日は「失敗した!」という事例をひとつご紹介。

きみが見つける物語 十代のための新名作 休日編 (角川文庫 あ 100-103)
- 作者: 角川文庫編集部
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: 文庫
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参加している作家を見てみると、角田光代、恒川光太郎、万城目学、森絵都、米澤穂信の5人。なるほど、中高生のライトノベル以外の本読みが好きそうな表紙に似合う作家陣です。『野性時代』に掲載された短編でも載っているのでしょう。買ってみました。
……が、届いた箱から出して、目次を見て愕然としました。
「シャルロットだけはぼくのもの」米澤穂信
「ローマ風の休日」万城目学
「秋の牢獄」恒川光太郎
「春のあなぼこ」森絵都
「夏の出口」角田光代
なんと雑誌が初出のアンソロジィではなく、既にそれぞれの短編集に収録済みの作品の再掲載だったのです!
まあ、幸いなことに万城目学、森絵都、角田光代の掲載作は未読だったので、すごい損をした気にはなりませんが、それでも米澤穂信や恒川光太郎の新作が読めると思い込んでいただけにショックは大きいです。ぐすん。