雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

土曜日は深々と頭を下げると詫びと別れの言葉を口にしたよ

荒野にひとり立ち尽くしている自分を幻視します。吹き寄せる風には砂が混じっており、自分が立ち続けていることで、色々なものが食い止められ、背後では安心して暮らしていられるひとがいっぱいいます。自分の両脇には、かつて多くのひとが立っていたような気がします。自分が立ち上がるより前から立っていたひともいますし、後から駆けつけてくれたひともいます。しかし、気がつけば、ひとり、またひとりといなくなってしまっています。立ち去る前に、近寄ってきて別れの挨拶をしてくれるひともいれば、かつてそこにいたという痕跡だけを残し、さっぱり消えてしまっているひともいます。
■とてつもない徒労感と、やがて自分がいなくなっても、大地に残された足跡は、すぐに吹きつける風と砂に覆われて、なくなってしまうという確かな予感……。
■2011年度が終わりましたね。30日は、週末にして月末にして年度末という、壮絶な1日でしたが、案外、あっさりと過ぎ去ったような気もします。或いは、何もせずに見送ってしまったと言うべきでしょうか。
■こうして無理やり言葉にすれば、なんとなく感傷的になれますが、そうしなければ、なんともない。いつも通り、優雅なだけの休日です。
■なにも変わらない。鈍った感性では、気づきようもない捨象された、僅かな変化──無感動が支配する灰色の風景。
■或いは、だからこそ、この千変万化する空に。この彩りに満ちた四季に、焦がれるのでしょう。
■なればこそ諸手を挙げて歓迎しよう。俗世のしがらみの及ばない、雲上へようこそ。