雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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嫌よカエルなんてっ!『ファイナルファンタジー3』プレイ日記その2

 風のクリスタルの加護を経て、ジョブチェンジできるようになった4人。
 FC版では、ジョブチェンジさせると、全員が同じような外見になりましたが、iPhone版では微妙に衣装のデザインが異なります。
 さて、ジンの呪いも解いたところで、カズス村のシドに会いに行きましょう。

シド


 おお、いかにもシドな見た目ですねえ。
 FFシリーズにおけるシドと言えば、やっぱり飛空艇の開発者なわけで、なんか、この小太りな感じや、変なゴーグルなど、雰囲気が出てますねえ。シドは4がいちばん好きですが、セレスに看病される6のシドも嫌いじゃないですよ? もちろん、いぶし銀な7のシドも最高ですし、ミドに思いを託す5のシドも好きです。逆に微妙なのは、8のシドかな……。
 鍛冶屋のタカに頼んで、飛空艇にミスリルの船首をつけてもらい、道を阻む岩を破壊します。が、岩を破壊する際に、なんと飛空艇が大破します。死なば諸共みたいな設計ですね……。
 徒歩でカナーンに到着すると、シドの奥さんが病気しています。拾ったエリクサーを使ってあげると、あっさり回復。エリクサーとか、希少なアイテムは、結局、持て余してしまうので積極的に使う派です。

デッシュ登場


 カナーンの近くにある山に登ると、バハムト……ではなく、バハムートに餌として巣まで持っていかれます。そこで出会うのが記憶喪失のイケメン、デッシュ。彼と共に山を駆け下ります。
 子どもの頃は、この後の展開は痛切でした。どんなに冒険しても、歩けば故郷に帰れていたのが、もう戻れないというのが、なんだか苦しかったです。しかし大人になった今、そんな感傷は振り払えるわけで、淡々とミニマムを使って小人の村、トーザスへ。
 トーザスの先には、海竜に脅え、海に出られなくなったバイキングたちが酒を呑んだくれています。

ネプト神殿


 ここのボスは、序盤の超強敵でした。
 バイキングのアジトにある、隠し通路の先のファイラ・ブリザラ・サンダラを使えば余裕で倒せるのですが、子どもの頃は、隠し通路の存在に気づかず、ラ系の魔法を使わずに気合と根性で倒したのです。
 ネズミをやっつけると、バイキングから船舶エンタープライズ号を貰えます。船を手に入れることで、行けるところが一気に広がるワクワク感は楽しいですね。トックルで装備を充実させたり、古代人の村でエアリスを探したり、生きてる森で妖精を愛でたり、無人のアーガス城で幽霊が出るんじゃないかと脅えたり、こういう探検って好きです。

チョコボで大陸を一周


 古代人の村での、村人の会話はいろいろと興味深かったですね。
 大事なのは光と闇のバランスなわけで、かつて光が氾濫したときは闇の4戦士が現われて光を駆逐して、今、闇が世界を覆いつつあるので、光の4戦士が現れるはずというのは、面白いなあと感じました。後、この世界は空中に浮遊していて、オーエンの塔が、それを支えているのだとか言っているひともいて、信心深いなあと思ったり。
……が! その後、チョコボに乗って大陸を一周していたら気付きました。げげっ! これ雲じゃないか! 浮遊大陸っていうのは、ほんとだった! すげえ! ドラクエ6かよ!!

グルガン族の谷


 歩き回っている内にグルガン族が、ひっそりと暮らしている谷を見つけます。
 生まれながらにして視力を持たない彼らは、他の感覚が異常に発達しており、中には未来を予知することができるひともいるらしいです。
 改めて感じましたが、FF3ってすごい色々な要素が入ってますよね。古代人の村を訪れたときも「ここらへんの要素だけでゲームを1本、作れるのでは?」と思いましたが、グルガン族の一生にも、いろいろなドラマが詰まっていそうです。考えてみれば小人、バイキング、妖精もいますし、なんか、考えたことを惜しみなく注ぎ込んでみました! みたいな感じで豪華ですね。

オーエンの塔


 機械仕掛けの塔に挑みます。今までのダンジョンでは、いちばん長かったですね。
 最上階にて待ち受けるのは、オーエンの塔を破壊し、浮遊大陸の崩壊を目論むメデューサアルクゥが神がかった回避力を発揮し、一度も石化することなく撃破。余裕でした。
 メデューサを倒すと、デッシュの記憶が戻ります。なんと古代人の末裔で、オーエンの塔の管理人だとか。格好いい設定を呟くと、崩壊しつつある塔のシステムに身を投じ、主人公たちをエンタープライズ号にテレポさせます。

つづく

 今回は、ここまで。
 デッシュがオーエンの塔に戻ったことで、外海への道を阻んでいた渦巻きが消えます。少しずつ冒険できるところが広がって、世界が広がっていく感じは楽しいですね。
 続きます。