雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ラ管連ボードゲーム会 第64回レポート

 毎月恒例となるラ管連ボードゲーム部です。
 今月はいつもの月島や浜町が抑えられなかったため、蒲田での開催でした。楽で助かります。

交易王


 箱を見かけることは多かったのですが、遊ぶのは初めてです。クニツィアの相乗り抜け駆けゲーム。
 序盤は切り回し方が今ひとつ分からず右往左往してしまいましたが、捌けるようになったら快感でしょうね。気持よく負けましたが、再戦したい一作ですね。

サイレントタクティクス


 また遊びました。腕時計メーカーのヴァルカンをモチーフとした3人専用のカードゲーム。
 1ラウンドの勝利点をメモっておいて、計3ラウンドやったのですが、これは3回、続けて遊んだ方が絶対に良いゲームですね。相手の思考も透けて見えてきますし、1位のひとを攻撃するという連携も生まれてきます。カード運もさすがに3回やれば平準化されるように思いますし、引き続き積極的に立てていきます。

カテリーナの陰謀


「自分の好きなゲームしか立ててないな秋山ぁ!」と言われそうですが、はい、毎度のゲームです。クニツィアの『古代ローマの新しいゲーム』から「カテリーナの陰謀」。今回も『トール』を使ってプレイしました。
 4人プレイは初めてでしたが、カードが1枚追加で抜かれるのが素晴らしいですね。翻弄されて、手も足も出ない内にリッパーさんが2択に失敗し、澤村さんが完全に制しての勝利。悔しいですぐぎぎ。

デザイア


「ほんとに自分の好きなゲームしか立ててないな秋山ぁ!」というわけで『デザイア』です。
 3人プレイは初めてでしたが、さすがに自由度が高すぎますね。序盤から終盤まで、列を自在に使うことができるので、労せず展開させることができたように思います。5人プレイのカツカツ感も嫌いではないですが、やっぱり4人プレイが最適でしょうか。

セプター


カルドセプト』をボードゲーム化した、みさき工房さんの新作『セプター』。
カルドセプト』は遊んだことがありませんが、ダイスを振って狭い盤面を何周もしながら、自分のモンスターを配置して行って、他人から魔力を奪っていくゲーム。
 想像以上に面白かったですし、また遊びたい作品だと感じました。特に素晴らしいのは、ダイスを2個振って、どちらか片方を選択できるというルールですね。この一捻りが入ることが、格段に良くなっているように感じます。
 後はデッキの作り方かな。『六花の花』のときは「ドラフトの必要性ってあるのかなあ……?」と思いましたが、このゲームでこそ、ドラフトしたいですね。後、もっともっとカードの種類が欲しいですね。
 色々と書いてみましたが、もしかしてゲームの『カルドセプト』をやれば、もっと楽しみがいっぱいなのかな??

七英雄物語


 Manifest Destinyさんの新作。6人の勇者を集めようとしたら、7人目が来ちゃった、というゲーム。
 あらすじを見て某ライトノベルのタイトルが思い浮かんだりしましたが、ゲーム自体は面白かったです。シンプルなルールでありながら、ブラフや推理、手札管理の要素も含まれていて、けっこう好みですね。プレイ人数は4人が最適っぽい気がするので、今度は4人プレイでやってみたいですね。

ホワイトチャペル


スコットランドヤード』や『ミスターX』を着想とした、盤面上を逃げまわるジャック・ザ・リッパーを逮捕すべく警官隊が結束するというゲーム。前回は2011年3月に、ゐんどさんが殺人鬼となって、コモリさんたちと一緒に追跡したのですが、今度は秋山が殺人鬼役を拝命しました。
 久々のプレイであるにも関わらず、慣れない殺人鬼側ということで、第一夜は、必要以上に脅えてしまったように思います。警官の移動圏内には足を踏み入れたくないと遠回りし始めたら、凄まじい速度で特定され始め、2回も「今、ジャック・ザ・リッパーは、ここにいるぞ!!」と具体的に数字を推理されてしまったりしました。第一夜は辛くも隠れ家に逃げ帰ることができたのですが、もう幾つかに絞られてしまったので、第三夜か第四夜には捕まってしまうだろうなと観念したのですが、なんと警官隊がルートをひとつ見落としていて、一筋の光明が見えて来ました。
 第二夜は嗣識さんの警官隊配置に救われ、第三夜はりゅーかさんの警官隊配置に救われ、一度も痕跡を暴かれることなく隠れ家に逃げ込むことができ、第四夜も麻由さん(黄コマ)を鼻先で躱すことができました。写真は、まさにその場面で「今、私はここにいます。そして、ここから一歩、移動して、隠れ家に逃げ込みます」と勝利宣言をしました。
 いやあ、緊張しましたね。
 緊張しすぎて手が震えましたね。
 楽しいゲームでしたが、心臓はバクバクしますし、汗は止まらないし、健康に悪いゲームです。

ベリシネベリシ


『ホワイトチャペル』で全神経を消耗したので、のんびり遊べるゲームが遊びたいなあと思って、久々に『ベリシネベリシ』。トランプで遊べるロシアのブラフゲームです。
 計2回遊びましたが、3人目くらいには勝ち抜けできました。
 4枚落ちしたカードは宣言できないみたいですね。

クー


 気軽に遊べるブラフ系のゲーム。
 5人プレイだと山札が少ないので今ひとつという話を、聞いていましたが別段そうでもないような。5人目になろうとも気にせずデュークを宣言すればいいだけの話ですしね。

ファウナ コンパクト


 2011年にドイツでリリースされた、フリーゼの『ファウナ』の独立拡張。
 87枚のカードと2人分のコマが入っていて、単体で遊ぶ場合は2人用『ファウナ』となり、元々の『ファウナ』にカードを追加したり、コマを追加して8人プレイも可能です。
 酔狂先生がドイツに出張された際にお土産として買ってきてくれた一作ですが、BGGでも16人しかレーティングしておらず、かなりレアな作品です。ルールの英訳すら見つかりません。
 ゐんどさんと2人対戦しましたが、『ファウナ』を気軽に遊ぶには、ありかなという感じでした。

おわりに

『ホワイトチャペル』での精神消耗が激しかったので『人狼』は辞退したので、今月は、これだけです。
 いつもの好きなゲームを遊びつつ、新しいゲームを体験したり、色々と遊べて良かったです。次回は2月3日、再来週に浜町でとのこと。