雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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メルヘンゲームサロン_2015_0530

 土曜日は、スミーさん主催のメルヘンゲームサロンに参加してきました。
 スミーさんは何度かミスボド名古屋に来てくださった方で、TREEさんのゲーム会でお会いしたときに『キャンディ工場』を始めとしたHABAゲームを持って来られたのが印象的でした。
 会場はブレーメン・コレクションという名古屋は藤が丘にあるおもちゃ屋さんのイベントブース。童話や絵本に力を入れているらしく、サイトを見たら朗読イベント等が定期開催されていました。
 親子連れをターゲットにしたゲーム会というのは素晴らしいなと思って、もし参加者が増えすぎてスミーさんの手が回らなくなったら手伝おうと思って足を伸ばすことにしました。
 ちなみに子どもでも遊べるであろうという観点から『ミスターダイアモンド』『カードライン(動物編)』『勝手にしやがれ』を持ち込んだのですが、さっき持ち込みは「メルヘン」「絵本」がテーマの物が歓迎だったことを知りました……。
 会に関してですが、参加者自体は盛況でした。常時20名前後くらいはいて、4卓がフル回転していました。ただ、小さいお子さんと一緒の方はそんなに多くなくて、20台の男女が多めだったかなというイメージ。サシゲー会でも思いましたが、ゲーム会は主催の年齢に近しい参加者が集まるように思います。
 後、秋山と同じく、758さんによく参加されている方が「何かあれば手伝おうと思って」と仰られていたのが自分の中では素敵エピソードです。
 以下、遊んだゲームの感想など。

3匹のこぶた


『三匹の子豚』をモチーフとしたゲーム。
 メカニズムとしては、ダイス、バースト、セットコレクションあたりでしょうか。ダイスを振り直しながら、藁、木材、煉瓦を使って家を建てて点数を稼ぎます。誰かがバーストして狼タイムに入ると、全プレイヤが巻き添えを食らって家が吹き飛んだりします。
 収束性に、やや難があるけれど、シンプルで分かりやすいゲームですね。

ぴっぐテン


 続いては『ぴっぐテン』、幼稚園児と遊びました。
 山梨のBGの集いで小学生と遊んだときも感じましたが、子どもはインスト中の反応が希薄ですね。なるべく目線を合わせ、例を示し、笑顔で、丁寧な口調で説明するのですが、今ひとつ聞いてもらえているか分かりません。合間合間に「分かったかな?」と聞いても、曖昧に頷く感じなので不安になります……が、いざゲームが始まると、それなりに理解しているようでちゃんと出来て安心しました。
 自分の中の、ひとつの仮説として「インプットへの集中」というのがあります。説明を聞いて理解することに集中するあまり、呆然とした感じになってしまい、大人だったらふつうにやるような頷きや「なるほど」という相槌を打つことができなくなってしまうのではないか、と。
『ぴっぐテン』の後は『キャンディ工場』を遊ぼうとしましたが、インストが必要な20台向けの卓を見てもらえないかとスミーさんに頼まれて、席を離れることにしました。

ミスターダイアモンド


 と言うわけで、次に遊んだのは『ミスターダイアモンド』です。
 ボードからダイヤ駒を取るだけの超シンプルゲームですが、微妙に配置が嫌らしく、絶妙に記憶力が試されるあたりが面白いゲームです。
 この日は「勝負事には真剣に!」という方が多かったこともあり、本物のダイヤ駒がすべて取られて終わるという結果に。初めてのことだったので驚きました。

カードライン


 続いては昨年末にバネストさんのところで買った『カードライン』。
 体長順、体重順、寿命順に動物カードを並べていくだけのシンプルゲームですが、予想通りなことがある一方で、ぜんぜん想定外のこともあって面白いです。特に寿命は白熱しますね。

オオカミと7ひきの子ヤギ


 2009年のドイツ年間ゲーム大賞の子供ゲーム賞部門にノミネートされた作品。デザイナはFrederic Moyersoen、ツォッホ版で遊びました。ルールは極めてシンプル。狼役と羊役に分かれ、羊役は柱時計や風呂桶などのついたての中に、羊駒を隠して、狼役は目をつむって10秒数えてから、6箇所のついたての中から2箇所を指定してオープンするだけ。羊役は狼に見つけられなければ点数を得て、狼役は羊駒を見つけられれば点数を得ます。
 プレイヤ人数に応じてバランスが大きく変わります(人数が多ければ多いほど狼役は有利です)。
 子どもと大人とで遊ぶならば、子どもの顔色を窺いながら「どこに隠れたのかな〜、ここかな〜、こっちかな〜?」と狼の人形を動かして、上手く勝たせてあげることができそうです。
 逆に大人同士で遊ぶと、目を瞑っている内に模様替えが大々的にされて「奥に隠れているのが怪しい。でも、これ見よがしに目の前に置かれたついたても怪しい……」と疑念が膨らみます。わいわいがやがや面白いゲームだと思います。

もっとホイップを


 5人で『もっとホイップを』を遊びました。
 秋山がスタートプレイヤになったのですが、初手が簡単だったので、あまり悩まずに5秒くらいで切り分けてしまったら、次以降の手番の方も、あまり考えず、皆さん5秒〜10秒で切り分けてしまい、ちょっと困りました。
 結果的に、さっくり勝ってしまいました。てへぺろ

勝手にしやがれ

 ゲーム置き場に置いておいた『勝手にしやがれ』が「これ面白そう!」と取り上げられていたので、「説明しましょうか?」と申し出て会場のすみっこで遊びました。自分は遊ばずに主に見ていましたが、やはり「どうすれば勝てるのか」模索している段階がいちばん面白いですね。

終わりに

 上記の他に、合間合間に赤ちゃんを抱っこさせて貰ったり、子どもと積み木で遊んだりもしました。短い時間でしたが、とても和やかで、あたたかい雰囲気の会でした。次回は7月25日だそうです。

おまけ


 お昼は麺屋半蔵でつけめん。スープは沸騰した状態で提供されて熱々です。麺は平打ちなのが特徴。食べてから伊勢海老つけ麺がオススメだったことを知ったので、もう一回、行こうと思います。

 夕飯は和風薬膳らーめん貴楽で鶏白湯ラーメン。食べログに、

パイタンラーメンは色んなお店で取り入れています。 パイタンは あまり好きではないと言う方のほとんどが豚パイタンを食べた方で 希にある鶏パイタンも当店の物とは全然違います。 何が違うか?単純に美味いんです。 小難しい御宅を並べるより食べて頂けば分かります。

http://tabelog.com/aichi/A2301/A230111/23037648/

 と書いてあって強気だなあと思いましたが、まあ、美味しかったです。写真だと脂っこく見えますけれど、白湯だけあって、さっぱりでした。

 最後は、千代の介書店さん。古本屋勢として訪ねてみましたが、残念ながら休店日。こちらは古本屋ツアー・イン・ジャパンさんでも好評なお店だったので気になったのですが……。張り紙を見る限りでは、土曜定休の様子ですので、次は日曜日に来たいですね。