雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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エッセンシュピール2016で買ってきた謎解きゲームを開けてみた

 久々のボードゲーム開けてみた系の記事です。ようやくエッセンから送った荷物が届いたのでアップすることができます。
 と言うわけで、ドイツはエッセンで開催されたシュピール2016で発表された謎解きゲームを何種類か買ってきたので、片っ端から開けていってみたいと思います。

Escape room Das Spiel


 まずは『エスケープルーム ダスシュピール』です。
「ダスシュピール」というのは「ザ ゲーム」という意味で「ゲームだよ!」というアピールでしょう。4種類のゲームが含まれていることと、1回のゲームが60分であることが察せられます。

 こちらは箱をひっくり返したところ。内容物の写真が記されています。

 早速、開けてみました。各セットはビニール袋で丁寧に小分けされており親切さを感じます。

 こちらは「クロノデコーダー」と呼ばれるカウントダウンマシンです。このゲームは言語依存がバッチリあって、しかもドイツ語なので、ハードルがめちゃくちゃ高いのですが、このクロノデコーダーは、どうしても欲しいと感じて買ってしまったのです。
 ひっくり返すと電池が入れられるようになっていてスタートボタンを押すと60分のカウントダウンが始まる仕掛けです。尚、ゼロまで行ったら、今度はカウントアップしてくれます。

 こちらは、クロノデコーダーに差し込むための鍵。4種類が4つずつ、計16個あります。それぞれの鍵には数字や向き、アルファベットが記載されていて謎の答えが鍵に相当します。

 鍵をクロノデコーダーに差し込んだところ。正しい鍵を、正しい順序で、正しい向きでクロノデコーダーに差し込むと「ぴろりろり〜ん♪」と鳴ってカウントダウンが止まります。尚、間違っていると「ぶぶーっ」と鳴って残り時間が1分失われます。

 こちらがゲームに含まれている4種類のシナリオです。

 このゲームのユニークなところは、このヒントカード。写真はルールブックの一角ですが、残り時間が50分になったら、このヒントカードを見てもいいよと書いてあります。
 ヒントカードの裏面は、何より不可解な紋様が描かれていますが、このカードを「ヒントカードデコーダー」と呼ばれる、学生の頃に使った赤下敷き越しに見るとヒントが見えるようになるのです。ルールブックには、ヒントカードは見てもいいし見なくてもいいと書いてありました。
 後、ダウンロードしていませんが、このゲームにはスマートフォン用アプリがあって、シナリオごとに異なる音楽を鳴らしてくれる様子です。クロノデコーダーが時間切れになったら、今度はカウントアップしてくれるとか、ヒントカードが見えにくくなっているとか、けっこう細かい気遣いを感じます。

ESCAPE THE ROOM


 こちらは『エスケープ ザ ルーム』、さっきのゲームとほとんどタイトルが一緒です。

 裏面。このゲームにも内容物が写真入りで示されています。

 箱を開けたところ。いきなり「Do not open any of the envelopes(いずれの封筒も開けないように)」と警告が書かれてあります。
 ところで、実際にルールブックを開けてみて気が付きました。なんと英語でした! このゲームを買うとき、店員さんと、

「英語しか読めないのだが、このゲームは大丈夫か?」
「このゲームは言語依存があって、今のところドイツ語にのみ対応しているから買っても遊べないよ」
「英語化の予定はあるか?」
「あるよ、来年かな」

 と言うような会話を交わしていたのですが、まったくの嘘でした! しかし、まったく悔しくありません。何故って遊べるからです! コンポーネント欲しさに遊べないゲームを買ってしまったなあと思っていましたが、期せずして遊べるとは! 嬉しいサプライズです。

 展開してみました。5種類の封筒は、それぞれに厚みがあって中に色々と入っているのが分かります。
 中央に見えるのはSolution Wheel(解答の歯車)と言って、台座の上に、それぞれに回転する円盤が4つ繋がっています。これらを回転すると、空いている穴越しにイラストが見えます。
 ルールブックが英語だったので封筒の中も英語だと思うのですが……機会を見て遊んでみたいと思います。

Exit Das spiel


 こちらは天下のKOSMOSから発売された『Exit Das Spiel』シリーズです。サブタイトルはドイツ語なので分かりませんが、中央のゲームに見える「Labor」はラボ(実験室)のことで、右のゲームに見える「Pharao」はファラオのことでしょう。

 裏面です。コンポーネントは、どれも似たり寄ったりの様子ですね。

 まず、ひとつ開けてみました。『エスケープ ザ ルーム』のソリューションホイールと同じようなものが含まれています。左下にあるのがルールブックで、真ん中にあるのが、いわゆる解答シートと言うか、ゲームブックみたいなものです。
 ゲーム開始と同時に写真上部に見えるカードを開封し、その指示に従ったり、カードに記載された謎を答えることで、本に情報を記入していったりするのではと予想できますが、いかんせんドイツ語なので分かりません。

 開けてみました、2つ目。内容物は、ほぼ一緒ですね。

 開けてみました、3つ目。これも、同じそうです。

終わりに

 と言うわけで、エッセンで買ってきたゲームたちです。
 購入したときはテンションが上がっていたこともあり「英語ルールや日本語ルールは待っていればネットで公開されるだろうけれど、ゲームは今しか買えない! 今! ここで! 買うしかない!!」と思って買いましたけれど、冷静になってみると、どうしたものかと。
 Google翻訳でドイツ語から英語は、それなりの精度で訳してくれるらしいので、英語までを機械翻訳に任せ、英語を読めばいいかなと思ったのですが、まず打ち込むのが大変ですよね。あのウムラウトと言うのでしょうか、あれの入力方法を調べるところから、始めなくてはならないみたいです。
 いずれ気が向いたら日本語化を試みようと思うので、そうしたらミスボドで立てようと思います。あるいは、秋山以外に酔狂な方が日本語化したら、遊ばせて貰おうと思います。よろしくお願いします。