SCRAPのリアル潜入ゲーム「THE SECRET AGENT」には2回ほど挑戦しましたが、2回とも作戦失敗した秋山です。こんにちは。
リアル潜入ゲーム「THE SECRET AGENT」の感想はこちら
1回目の感想はこちら。
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2回目の感想はこちら。
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謎解きミッション付USBメモリ
SCRAPはグッズ制作部隊がいて、公演ごとにオリジナルグッズを手がけているのですが、今回は「謎解きミッション付USBメモリ」がありました。
会場で身体を使って潜入ミッションに挑戦した後は、家で頭脳を使って謎解きに挑戦しよう。USBメモリ内の暗号を解き明かし、極秘ファイルを解析せよ!
https://realstealthgame.jp/thesecretagent/goods/
と言うわけで、いわゆる持ち帰り謎です。
「THE SECRET AGENT」がリアル潜入ゲームと銘打たれ、謎解き要素がないので、その代わり、みたいな感じでしょうか。遊び終えた後は、ふつうのUSBメモリとしても使えるとありましたが、最近、USBメモリを使う機会がめっきり減ってますよね。
USBメモリ昔話
学生の頃、秋山宅にはPCが2台ありました。
1台は居間にある家族共用のもの、最初期はISDNでネットに繋がっていました。もう1台は、秋山の私物で、自室にありました。
残念ながら、自室のPCはネットに繋がっていなかったので、インターネットに触れるには家族共用のPCからでしか出来ず、それも基本的には23時以降のテレホーダイの時間に限られました。
秋山宅では、子どもは24時までに寝るのがルールで、テレホーダイと言っても実質1時間だけでした。従って、この1時間を最大限に有効活用する必要があり、のんびりブラウジングなんてしている余裕はありませんでした。事前にどのサイトのどの掲示板に行くか、どのイラストレーターのどのイラストを見るか、どのゲーム会社のどのデモムービーをダウンロードするか、綿密に計画を立てておき、23時を迎えると同時に、瞬時にインターネットに接続し、せっせとダウンロードするのが日常でした。
そして、ダウンロードしたHTMLやJPG等は、そのまま2MB弱しか保存できないフロッピーディスクに書き込んで、自室のPCでゆっくりと閲覧するのです。この頃は、確か掲示板でのコミュニケーションが流行っていて、1日に1回、巡回していたサイトの掲示板をダウンロードして、自室でじっくり眺め、どう返信するか夜までじっくり考え、あらかじめテキストファイルに書いておいて、いつでもカキコできる状態にしたりしていました。
話が長くなりましたが、ADSLが登場し、アクセススピードが向上したときは衝撃で、USBフラッシュメモリが発売されたときも、もうフロッピーディスクから解放される! と小躍りしました。
30分の制限時間つき謎解きミッション
そんな過去の諸々を思い返し、懐かしい気分に浸りながら、USBメモリを入れて、まずは動画ファイルを開きます。この動画が、30分のカウントダウンをしてくれて、時間内にすべての謎を解き明かし、ミッションをクリアすると言うのが目的です。
ちなみに秋山はタイムオーバーでミッション失敗でした。
小謎を迅速に片付け、大謎に注力する
実際に遊んでみた体感としては、SCRAPの普段のリアル脱出ゲームの縮小版、という印象でした。
小謎がいっぱいあって、それらを解くと、中謎が出てきて、最後に大謎が待ち構えている、という構図です。
小謎はわりと瞬殺できる系なのですが、中謎も大謎も歯応えがあって、難しかったです。タイムオーバー後も解くことができず、仕方なくヒントを見ましたが、実にスマート。持ち帰り謎という形式ではなく、30分公演にしても充分に成立するのではと感じました。
終わりに
けっこう楽しかったです。
「30分の対価として、3000円は割高では?」と遊ぶ前は思っていましたが、遊び終えた今は「SCRAP品質の30分公演が、自宅で手軽に楽しめた。他のひとにも貸せるし、いいじゃん!」という感じです。購入を迷ってる方の参考になれば幸いです。
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