年に一度の祭典、初音ミクを中心としたイベント『マジカルミライ2017』に行ってきました。
マジカルミライとは
ご存じない方は、公式サイトをご覧ください。
未来へ無限に繋がっていく「初音ミク」の創作文化を体感できるイベント!
http://magicalmirai.com/2017/
ライブと企画展を併催したイベントで、今年で5年目の開催となります。
昨年は、ライブと企画展に合わせて25,000人が来場。
2017年は昨年と同じく、日本最大級のコンベンション施設として知られる「幕張メッセ」の国際展示場(1・2・3ホール)で開催致します。
ざっくり説明すると、金土日の3日間にわたって開催されるイベントで、メインは金曜夜、土曜昼夜、日曜昼夜の計5回開催されるライブイベントです。壇上で初音ミクが歌って踊ります。
後は、企画展もあって、物販コーナー、イラストの展示、体験エリア、ミニステージ等々。
秋山は2回目の参加でしたが、もう最初から最後まで最高に楽しくて、最高に素敵な一日でした。
企画展
写真を撮りまくったので、せっかくなので会場の様子を紹介させてください。
まずは、入り口から会場全体を撮ったところ。入場したのは、12時前で、ちょうど昼ライブが始まる頃合いだったので、非常に空いていました。写真には大勢、ひとが写っていますが、これでも少ない方です。
こちらは企業ブースエリアにおける、眼鏡店の和真さんのブース。目当ては、初音ミクをモチーフとしたPC眼鏡だったのですが、残念ながら開場5分で売り切れとのことで、ぜんぜん間に合いませんでした。
見本を掛けさせてもらいましたが、余裕で普段使いできそうだったので、10月に始まるらしい通販で購入することにします。
グッドスマイルレーシングさんの初音ミク車。
あまり車に関心はないのですが、こういうのを見ると、良いなあ! って思いますね。
フィギュアもいっぱい展示されていました。
惚れ惚れします。
ほんとうに。
初音ミク10周年を記念して、何人もの絵師による色紙が山ほど展示されていました。
ミクの部屋、と題された展示。
このミクは等身大ですかね。かわいいです。
こちらも等身大の初音ミク。
バハムート召喚しそう。
今年のテーマ曲であるハチさんの『砂の惑星』のアートワーク展。
写真に写ってるのはムービーのワンシーンですが、設定資料的に初音ミクを前、横、後ろから見た絵や、小道具を取り上げたイラストもありました。
歴代マジカルミライのメインビジュアルがずらりと並んでいました。
これは昨年もあったのですが、今年分が増えているので、少しだけ横に広がりました。来年は、もっと広がるんですかね。
メインビジュアルについて。
昨年の可愛い系や、一昨年のカッコイイ系もよいですが、今年の初音ミクは、正統派ですよね。10周年を意識しているのか、いくらかフォーマルでありながら、可愛らしさもあって、髪の先が淡いピンクになっているのもかわいいです。
メインビジュアルのiXimaさんによるライブペインティングの結果。
髪が翼みたいに見えますよね。
マジ天使。
恒例のみんなで作ろう系です。
この時点では、まだまだ抜けが多いですが、このエリアを歩くたびに少しずつ完成が近づいていっているのが良かったです。
こういうのは、真向かいに定点観測カメラを置いておいて、じわじわ作られていく様子を映像で見たいですね。
マジカルミライのハッピを着た、初音ミクのドール。
フィギュア、に対しても思いますけれど、こういうのは、ほんとうに沼ですよね。はまったら、絶対に抜け出せない自信があります。
コスパさんのブースにあった、商品の看板。
今年の刺繍ワークシャツは出来が良いですね。何を隠そう、秋山はこの刺繍ワークシャツの2015年版を持っていて、この日も、それを着ていました。
すべてのものは使ってこそ価値がある。大切に閉まっておいても仕方がない、を信条とする秋山ではありますが、さすがにこのシャツは普段使いできないので、1年に1回しか着ていません。
OUTDOORのバックパック。
これは、ほん……っとうに悩みました。
パッと見で初音ミクと分からない、適度にポップなデザインなので、良いは良いんですけれど、白って汚れやすそうだなあとか、バックパックを背負うならドイターが良い! という謎の理論に邪魔され、結局、買いませんでした……。
これは、ホットドッグを売りに来ていたスープカレー屋のマジックスパイスさんの看板。
以前に名古屋のマジスパで、ミクラッシーを飲んだことがありますけれど、ミク好きなんですかね。
ナノブロックで作られた初音ミク……を巨大化したもの。
初音ミクは、ちっこくても、大きくてもかわいい。
初音ミクの謎解き、マジカルミライクエスト。
これの感想は謎解き枠として、別途、書きます。
屏風に描かれた初音ミク。
良いですね。
見とれていたらチラシを貰って、今度、京都の高島屋でも展示するみたいですね。
行くしかありません。
企画展については、長くなりましたけれど、こんなところで。
ライブ
企画展ほど、ライブについては語ることがないですね……。
もう、良かった、くらいしか言葉がありません。
や、言おうと思えば言えるんですよ。日本の気持ち悪い未来的技術が結集して、壇上に初音ミクがほんとうにいて、踊っているように見えるだとか、何なら、
「え、今、こっち見てウィンクした!?」
みたいのもあるんですが、ライブは、ほんとうにチケットの争奪戦が激しくて、ここで「めっちゃ良かったので、みんな行くべき」とか書いて、競争率を上げたくないんですよねえ。自分中心で恐縮ですけれど。
と言うことで、ライブに関しては、これくらいにしておきます。
終わりに
最後にひとつだけ気づいたことを。
今回、けっこう身体障害者の方が多かったように感じました。車椅子の方はもちろん、寝台型の方もいらっしゃいました。嬉しそうに展示を眺めていらっしゃったのですが、秋山は、少し心があたたかくなりました。
今でこそ、様々な社会的な事象に対して耐性がついてしまい、図々しく生きられるようになりましたが、かつては感受性が豊か……と言えば聞こえはいいですが、まあ、精神的に敏感すぎましたからね。初音ミクにはずいぶん癒され、社会に適合するに必要な活力を与えて貰いました。
だからこそ、マジカルミライは、ほんとうに天国のような空間なのですが、秋山と同じように、他にも初音ミクから活力を貰い、生きていく糧にしている方を見ると、とても嬉しく思います。素晴らしいことです。
来年のマジカルミライ2018は東京だけでなく大阪でも開催とのこと。
楽しみですね。