日本橋で開催されていた『アートアクアリウム2017』に行ってきました。
初めて行きましたが、幻想的で素敵な空間でした。撮影OKとのことだったので、iPhoneで何枚か撮りましたが、ミラーレスを持参すれば良かったと強く後悔しました。せっかくなので写真入りで会場の様子を紹介させてください。
入り口
土産物屋を抜けて会場に入ると、早速、大小様々な金魚鉢の中を、悠々と泳ぐ金魚が出迎えてくれます。
こちらは行灯風の金魚鉢ですね。
キリコリウム
江戸伝統工芸の切子(きりこ)を用いた作品。
切子グラスの中を、悠々と泳ぐ金魚が美しいです。
花魁
会場前方に設置された、巨大な金魚鉢は、花魁と名付けられていました。
周囲のライトによって七色に照らし出され、中の金魚もそれぞれ自由に動いているので、永遠に見ていられるんじゃないかってくらい蠱惑的でした。
獺祭スパークリング
会場にはバーコーナーがあって、ビールや日本酒を飲みながら鑑賞することができました。
特に獺祭とコラボしているらしく、スパークリングがオススメと言われ、日本酒のスパークリングなんて、こんな機会でもないと飲まないので頼んでみました。他にもブルームーンなどのビールもありました。
超花魁
会場後方には、花魁を凌駕するサイズの、超巨大金魚鉢、その名も超花魁がありました。
こちらも花魁と同じく、七色に照らし出されていました。丸みのある花魁に対し、超花魁は角張っていて、少しだけ他人行儀なところがありますね。
九谷金魚品評
これは、今年の新作らしいですが、かなり気に入りました。
真上から覗き込むと金魚が鑑賞できて、真横から見ると九谷焼が楽しめるという作品なのですが、斜めから見ると、九谷焼の酒坏の中を、金魚が優雅に泳いでいるように見えるじゃないですか。実に雅です。素晴らしい。
竜宮四季絵巻
こちらも、今年の新作とのこと。
プロジェクタで映し出される竜宮城を背景に、泳ぐ金魚を鑑賞できるのですが、背景に投影される金魚の影含め、風流です。お酒を飲みながら、じっくりと楽しめます。
床掛け金魚飾り
出口付近にあった作品、今年の新作。
九谷焼との組み合わせも良かったですが、これも気に入りました。
掛け軸型の水槽内を金魚が泳いでいて、写真は何もないタイミングで撮りましたが、ここに筆で円を描いたり、墨をぶちまけたりするようなプロジェクタ的演出があって、美しかったですね。
終わりに
行く前は「どうせ金魚が泳いでるだけでしょ」と甘く見ていましたが、予想をはるかに越え、幻想的で、素晴らしい時間が過ごせました。後、冒頭にも書きましたが、ミラーレスを持っていなかったことを、ほんとうに後悔。何なら期間中に、もう一回、行きたいくらいですね。