MOVIE ROCKさんの新作『トレジャーオブダンジョン 古代神殿に眠る時の秘宝』を遊びましたので、その感想です。ネタバレには注意していますが、気になる方は回れ右推奨です。
MOVIE ROCKさんの作品群
神戸で活動されていらっしゃる謎制作団体です。
ムービーと組み合わせた時間制限つきの持ち帰り謎を得意とされている、という印象です。まだ、感想を書けていませんが『密室からの脱出』と『トレジャーオブダンジョン 黄金の国アガルタと竜の心臓』はプレイ済みです。
今回、紹介する『トレジャーオブダンジョン 古代神殿に眠る時の秘宝』は、8月に発売された新作で、トレジャーオブダンジョンシリーズの最新作です。
ストーリー
遥か太古、
四大文明が誕生するよりもずっと昔。
この地に一つの王国が存在しました。
知恵の王国と呼ばれていたその国は、
”時の秘宝”の力により
大いに栄えていました。
しかし
http://movierock30.wixsite.com/asobiwotukuru/tokinohihou
その力を欲した悪しき者の手により
王国は火にかけられ
時の秘宝は王国の歴史とともに
一夜にして消えてしまいます…
引用しているストーリーは半分くらいです。
この王国の遺跡に入って、時の秘宝をゲットするのがプレイヤの目的ですね。
デジタルとの融合
秋山はiPhoneを使いましたが、Web上にコンテンツサイトがあり、そこでポチポチすることで遺跡の奥に入っていったり、ムービーが流れたり、ヒントを見ることができたりします。
持ち帰り謎の中には、時間制限つきの作品も多いですがMOVIE ROCKさんのは、緊張感のある音楽と映像で煽ってくれるので、遊んでいて楽しいですね。
今回は、単に封筒を開けて次の謎に着手するのではなく、実際にポチポチすることで、遺跡の奥に入っていく感もあって、物語の進行度合いを肌で体感できるのが良かったです。
謎の出来栄えは
けっこう、難しかったですね。
と言うかMOVIE ROCKさんの謎は、わりと難しいですね、毎回。
不条理、とまでは行きませんが、ちょっとだけ盲点を突いてくるので、分からないときは、さっぱり分かりません。
秋山は5秒考えて分からなければ、ヒントを見るくらい、堪え性がないのですが、今回のヒントは、ほぼ答えみたいな感じだったので、途中からは、なるべくヒントに頼らずにがんばって解こうと思いましたが、やっぱり、わりとすぐにヒントを見ました。
ヒントを見れば見るほど、制限時間内に解けなければ解けないほど、チェックボックスを塗りつぶしていって、最終的に塗りつぶしたチェックボックスの数でハンターランクが決まるのですが、余裕のDランクでした。まあ、成績なんて飾りですよ、楽しめれば良いのです。
物語体験が良い
とは言え、秋山は謎解きに対して、けっこうストーリーを求めているので、そういう意味においては、とても面白かったです。
様々な罠に引っかかって死にそうになりながら、なんとか遺跡の最奥で秘宝を見つけて、ゲットして持ち帰る感は、充分に体験できたように思います。やっぱり、音楽の力が大きいですね。制限時間、1分を切ると、音楽が変わるんですが、これが、もうほんとうに焦りを生みます。SCRAPのトコトコではないですが、リアル公演感ありますね。
プレイ時間としては2時間から3時間の間くらいですかね。けっこう濃密で、充実した時間を過ごせました。
終わりに
MOVIE ROCKさんの作品は、ゲームマーケット神戸で買った『Departure』を積んでいるので、これも近いうちに遊びたいですね。って、もう半年も前ですか! うひゃー。早く遊ばなきゃ!